定年後の人生を幸せに

第三の人生、心に刻みながら残る寿命を明るく過ごします。

コブシ(辛夷)

2005-03-31 04:19:16 | 季節感
毛に覆われた厚い鱗片が割れて白い蕾が膨らんできた。
その形が子供のにぎりこぶしに似ているところからコブシの名前になったらしい。
漢字では「辛夷」「拳」の字が使われている。
幾つかの蕾は既に開いている。
コブシはハクモクレンと似て、コブシの方が花は小さく横向きに咲くのが多い。

昔の人はこの花の開花時期から農作業のタイミングを判断したり、花の向きから豊作になるか否かを占ったりしたそうだ。
    (キヅカレ)

ハクモクレン(白木蓮)

2005-03-30 06:41:29 | 季節感
葉のない木に真っ白い蕾み、そして何枚もの花びらが開いてゆきます。
ハクモクレン(白木蓮)は桜に先駆けて春を告げてくれます。

枝先に白い小鳥が止まっているような蕾みが春の陽射しを受けて開いてゆく。
白は四季の出発の色、どのような色にも変化する期待が含まれています。
    (キヅカレ)

レンギョウ(連翹)

2005-03-29 04:01:20 | 季節感
公園の垣根のレンギョウ(連翹)が開花しました。
冬に剪定されて高さが50cm程度と低くされていた。
10日ほど前に見たときは花芽らしいものが枝から出ているのが確認された。
このレンギョウは蕾みの下のところに茶色の斑点が付いている。
花の種類を区別する印かもしれない。
剪定されたせいか早く花が咲いた。

レンギョウは薬用として実を解毒・利尿・消炎剤に用いる。
中国原産で、英名はゴールデンベル。
    (キヅカレ)



ハナモモ(花桃)

2005-03-28 04:25:17 | 季節感
果樹としてのモモと観賞用のハナモモがありますが、写真はハナモモです。
促成栽培のハナモモはひな祭りの時期の必需花です。
昔は旧暦によって生活していたので新暦の4月の初め頃の時期に当たり桃の節句と言われたのでしょう。


3月19日は丸い蕾みでしたが2、3日暖かい日があったので綺麗に開花しました。
ハナモモにも実が付きますが食べる桃のように大きくなりません。
    (キヅカレ)

ユキヤナギ(雪柳)七分咲き

2005-03-27 03:55:58 | 季節感
ユキヤナギが咲きはじめて10日が経った。
寒い日や冷たい雨にあったがだいぶ咲きそろってきた
満開とはいえないが七分咲き、眺めても楽しい気分になった。

「冷え込んだ日があったけど大分そろってきたね」
「そこの蕾みさん、咲いて大丈夫だよ」
「まだ寒いのでは無いの」
「廻りはみんな咲いているよ、そろって咲こうよ」
「全員咲いている所を通る人たちに見もらおうよ」
「判ったわ遅くなりましたけど咲きますわ」
「サア、ここはみんな咲いたよ」

花たちの囁き声が暖かな陽射しの中にざわめいているようだ。
陽だまりのユキヤナギは一足先に見ごろになった。
    (キヅカレ)



好きな季節

2005-03-26 03:50:56 | Weblog
好きな季節
木々に花が咲き新しい緑が育つ頃。
梅に始まりロウバイ、マンサク、モクレン、コブシ、そして桜と新芽の出る前、色とりどりの花を咲かせ、風で花粉をめしべに運び、また昆虫にその役を託し受粉する花の季節。
人の心も花の色の変わるのを見て癒される。
春を感じその中に包まれる。

そして花と交代して新芽が出てくる。
植物本来の成長の始まり。
新芽が誕生し葉を広げそして、枝を誕生させる。
再び新芽が出て、葉を広げまた枝を伸ばす。
植物が季節に合わせた、力強い成長の営み。

人の心は心地よい気候に包まれ木々の新緑を愛でる。
そよ風が新緑の香りを運んでくる。
人の心も一段と成長してゆく季節。
そのような季節を味わえる事に幸せを感じる。
   キヅカレ

ハチジョウキブシ(八丈木五倍子)

2005-03-25 03:15:33 | 季節感
公園のガーデンにキブシの花が咲いていました。
樹高は1mほどの植えて年数が経ていないと思われるが花の付き方はしっかりしていました。
公園の管理人かが通ったのでキブシの樹齢のことを尋ねてみました。
すると「これはハチジョウキブシ(八丈木五倍子)です」と答えが返ってきた。
キブシとは違うのですかと聞くと
「キブシの仲間ですが八丈島など伊豆七島に多いキブシなんです。細かなことは判りません」といって去っていった。

ハチジョウキブシを調べるとキブシに比べると花つきがよく、葉が大きいという特徴があります。
10月になると、実は黒くなり一般のキブシに比べると苦味の成分が少ないのでシジュウカラやアカコッコ、ハシブトガラスなどが実を食べると書かれていました。
    (キヅカレ)

ブルビネラ(バルビネラ ・イエロー)

2005-03-24 01:40:45 | 季節感
公園のガーデンにバルビネライエローの名称を付けた花が咲き始めていました。
地表から長く茎が伸びて花の穂先は緑色で丸みを帯びています。
穂先の下から黄色の花が咲き出すことがわかります。

バルビネラで調べるとむしろブルビネラの方が多く呼ばれています。
南アフリカ原産の球根性の植物、日本に入ってきたのは比較的最近で1970年以降だと書かれていました。

花色はオレンジ、黄色、白などがあり茎が長いので生け花に利用されます。
白い花の咲いたところは大きなオカノトラノオを連想しました。
ちなみに花言葉は右往左往、休息だそうです。
    (キヅカレ)

ジンチョウゲ(沈丁花)満開

2005-03-23 02:09:06 | 季節感
桜の開花はまだですが暖かな日数がだいぶ多くなってきました。
緩やかな風が吹く日に散歩をすると、何処からとも無く春の香りが漂ってきます。
この香りを聞くと学生時代の通学路を思い出します。

山の手の屋敷が集まっている道を通ると、この香りが漂って来て垣根の木に咲いていたピンポン玉のような花を折って、鼻元で匂いを嗅ぎながらピンポン玉の花を一つ一つ摘んで遊んだ。

今は春を感じる香りとして臭覚が出来上がってきてしまうほど長い年月が経過しているとふと思った。
    (キヅカレ)

オノエマンテマ (温室植物22)

2005-03-22 02:31:44 | 温室植物
草丈は菫程度の大きさで白い花に紫の縦筋が花びらに入っている。
1cmほどの小ぶりの花ですが温かい陽射しを受けて輝いている。
実に若々しさを感じさせる春の花です。
カーペットカスミ草と名札かついている。

ヒマラヤが原産地で標高2800~4000メートルの草原や雑
木林に生育いて和名をオノエマンテマと言う。
「マンテマ」は帰化植物の意味だそうですが漢字の当て字は見当たらなかった。
    (キヅカレ)

オーストラリアン・ローズマリー (温室植物21)

2005-03-21 01:03:25 | 温室植物
ローズマリーに似ていますが葉を取って香りを調べましたがローズマリーのような香りがありません。
葉は柔らかく少し細いようでした。
花の色が薄い藤色をして優しい感じで癒される個人的に好きな色です。

名札にはウエストリンジアと書かれていました。
調べてみますと別名ウエストリンギアとオーストラリアン・ローズマリーの二つが出ていました。
オーストラリア原産の半耐寒性常緑低木と書かれていましたので、オーストラリアン・ローズマリーが覚えやすい呼び名と感じました。
    (キヅカレ)

富士遠望

2005-03-20 01:31:02 | 季節感
昨日は北風が強く快晴の天気、駅に続く歩道橋から富士山をはっきり眺める事が出来た。
多摩市は東京都の西への中間部に位置する。
富士山の方角には丹沢連山があるため富士山の裾野は隠され見ることが出来ない。
富士山の頂上部の白い姿だけから美しい裾を想像するしかないのがちょっと残念。
        (キヅカレ)

心の故郷

2005-03-19 05:30:12 | Weblog
東京都から出たことありません。
中野区新井薬師で誕生したそうです。
学生時代は同じく若宮の商店街。
結婚してから八王子市の団地生活。
子供達が大きくなって多摩市の多摩ニュータウンに移動現在にいたる。

うさぎ追いし彼の山こぶな釣りし彼の川…と歌われているように子供の頃の中野区若宮を流れている妙正寺川で裸になり泳いだり、鮒やめだかクチボソなどの魚取りをした、自然の中で泥だらけになり遊んだ時代が私の心の故郷と言えます。
キヅカレ


ライスフラワー(温室植物18)

2005-03-18 02:37:14 | 温室植物
白い小さな粒のような花が目に止まりました。
花としては特別美しくない質素な感じです。
名札にライスフラワーと書かれていました。
よく見ると一つの花がお米の粒のような形をしています。
名の由来が形から付けられているようです。

調べると4月から5月にかけて花を咲かせ、花もちが長くてブーケや生け花にされます。
花を収穫したら、逆さに吊るして自然乾燥させるとドライフラワーの材料としても使われるそうです。
    (キヅカレ)