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ベニバナトチノキ(紅花栃)

2006-05-16 04:43:22 | 季節感
ブログのお仲間に、中央公園に咲いていることを教えていただき早速、見に出かけた。とは言っても公園の広さは10万㎡、周りの歩道を自転車で見て廻ったが見当たらなかった。そこで公園の中央の芝生のところで全体を見渡すと、芝生のはずれにピンクに染まった樹木が見えた。近づいて見るとまさしく、高さ5mほどのベニバナトチノキ(紅花栃)だった。紅色の円錐花序が背の高さのところにも咲いていたので間近かで花を見ることが出来た。

↑)このような花が集り円錐花序となっている


↑)高さ2mほどのところの円錐花序


↑)樹姿箱のようになっている、花の紅色が鮮やか

調べでは
ベニバナトチノキは、北米産のアカバナトチノキとセイヨウトチノキ(マロニエ)の交配によって1820年にできた品種で、日本へは大正末年ころ渡来しました。木自体があまり大きくならず、小さいうちからよく花を付けてくれる。ベニバナマロニエともよばれて、庭木や街路樹、公園樹などにもよく使われている。
 トチノキを台木にして接ぎ木によって苗が作られることが多く、注意しないと台芽が伸びて先祖帰りをすることがある。淡紅色の美しい花が咲くが、ほとんど結実することはなく、まれに成る果実には、親のセイヨウトチノキと同様にトゲがある。

トチノキ科 トチノキ属
   (キヅカレ)