定年後の人生を幸せに

第三の人生、心に刻みながら残る寿命を明るく過ごします。

コバンソウ(小判草)

2006-05-10 04:55:16 | 季節感
20年程前、仕事で度々鳥取県の湖山池に出かけた。その池には湖中の島に渡る湖山橋という橋が掛かっていた。その入口に水質観測装置が設置され、6月に出かけると黄色く実ったコバンソウ(小判草)が廻りにたくさん生えていた。ある日その実を持ち帰り、家の前の空き地に蒔いた。それ以来その事はすっかり忘れていたが4、5年前の5月頃コバンソウの群生に気付いた。どうも写真のコバンソウは湖山池に生えていたものの子孫のように思えてきた。

↑)小判を近くで見るとこんな感じ


↑)大判、小判がザックザック(ではなく、ユーラユラ)

調べでは
コバンソウの小判のような花の集まりは小穂(しょうすい)と言い、小穂の一番下の2枚は苞穎(ほうえい)で、下にあるものを第一苞穎、上のほうを第二苞穎と呼びます。苞穎の上に実際の花が並んでいる。一つずつを小花といい、花とは言え花びらはなく穎に囲まれている。外側を護穎と呼び、これを開けると中に3本の雄しべと1本の雌しべが現れる。雌しべの先は2本に分かれ、羽毛状になっている。イネ科は風媒花として進化し、羽毛状の雌しべは表面積広げ花粉を受ける確率を増やす。
現在も花壇用やドライフラワー、観賞用などに栽培されているが、道路の端や荒れ地などに野生化しているほか、砂地を好み海岸などにもよく群生している。
と記述されていた。

イネ科 コバンソウ属
原産 地中海沿岸域
別名:タワラムギ(俵麦)
花言葉 白熱した議論 興奮 熱狂 
   (キヅカレ)