「人生は不公平かな、って思うことがあります。」
岩手県の大船渡線沿線のある高校の男子生徒が言ったことばです。
この高校は昨年の2倍の就職希望者がいます。
東日本大震災で生活の根底から覆されてしまった人たち。
進学したくても進学ができません。
もう見るからに野球部、という高校3年生が言いました。
「英語が大好きなんです、だけどこれからは英語を勉強できるかわかりません。」
「えっ、そうなの?」
「はい、川崎の工場に就職することがだいたい決まりました。
3交替だから、、、。」
「あの、川崎ってどんな感じですか?」
彼の質問の素朴さに、、、ちょっと心が辛くなりました。
でも、彼には
人生は不公平かな、って思っても、それを覆す忍耐力がある、
と思うのです。
それに「体力と健康には自信があります!」と
大きな声で答えていました。
彼のがんばりに期待!
でも、心配です。
親元を離れての初めての都会暮らし
負けないでほしいな~と思います。
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