よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4009(オリオン座 燃える木から大星雲まで)

2024-02-19 01:00:00 | MC天体
オリオン座 燃える木からオリオン大星雲まで

機材はASIAIR Plus、FMA135、ASI585MC、赤道儀化AZ-GTi、ガイドあり
 
画像①1分露出20枚ライブスタック画面のスクショ、背景を少し暗く調整

画像②ASIAIRアプリのアノテーション、文字が見やすいように、強調処理
(それでも見にくいけど・・・(^^;)
冬の南天はオリオン大星雲から観望を開始する。ここで調子を見て、異常があ・・・っても出来ることは少ないが気持ちの問題。(^^;
さすがに毎日だと飽きてく・・・もとい、集中が途切れてくるので、今日は馬頭星雲にするかと思い導入画面を見てみると、
なんということでしょう。両方入るではないですか。これネットでよく見る。これまで羨ましく横目で見ていた画像!ついによくべやもGet!

画像③ライブスタック終了直後の画面

画像④この画像は縦見したいと回転
2024年2月23日追加)
ちなみに部分を切り出し、再調整
Gooのブログアプリの仕様か、元画像より大きく表示される。(^^;
こちらは、再調整で人工衛星の軌跡が表れ少し残念


画像⑤SkySafariによる観望位置




参考資料等
 
  JUNPYさんの銀河星雲・Seestarマニアのための情報サイト  
 
 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 
電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)電視観望の記録027(オリオン座まとめ) 

04)電視観望の覚書014(テスト SharpCapPro4.1 その2) 

05)星見娘で電視観望37(オリオン座 B33馬頭星雲) 

06)星見娘で電視観望25(オリオン座 モンキー星雲) 

07)星見娘で電視観望72(オリオン座 NGC2194散開星団) 

08)電視観望の記録024(オリオン座 モンキー星雲)

09)星見娘で電視観望4024(オリオン座 モンキー星雲 by Deep Sky Stack) 

10)電視観望の記録4005(M42オリオン大星雲)

撮影情報
2024年2月13日午後7時頃
ベランダ プチ・リモート観測所
主鏡 FMA135+ASI585MC+UV IRCutフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIアプリにて、1分露出20分のライブスタック画像、Gain252、ディザー設定あり
iOS版『写真』アプリで調整

よしベ~の業務報告

2024年2月18日

今日も雨、明日も雨、そして・・・梅雨?














電視観望の覚書019(赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR)

2024-02-19 00:59:00 | 覚書・機材


ガイド鏡の搭載でシステムが完成したので現状を覚書として残す
(初心者のメモ書きです。今後も加除修正あります。)

システム(FMA135バージョン)
・主鏡・・・FMA135+ASI585MC+(UV IRcutフィルター)
・ガイド鏡・・・SV165+ASI120MM-mini+UV IRcutフィルター
・ASIAIR Plus 32G
・赤道儀化AZ-GTi(銀河星雲マニアに、詳細な記述あり)
・12V出力可能ポータブル電源
・三脚用ストーンバッグ+1.5Lペットボトル3本
・必要ケーブル類
・USBメモリー64GB、予備として128Gメモリーカード
・三叉台座、アリガタ、アリミゾなど
・FMA135用ヒーター

アプリ
・ASIAIRアプリ(現在は主にiPad mini6で運用中)
・PS Alighn Pro(iOS版)

感想
A.良かった点
①プレートソルブしながら、目的天体を確実に導入してくれる。
②ガイド鏡の搭載で、天体を正確に追尾してくれる。
M42でほぼ2秒以内、クラゲ星雲でほぼ4秒以内。
③ガイド鏡の搭載(?)で、ディザーの設定ができて、クールピクセル軽減。縮緬ノイズ等が軽減された。ガイド無しで撮った縮緬ノイズだらけのアンドロメダ銀河、もしかしてリベンジできるかも。
④3分露出まで成功。
⑤オリオン大星雲、燃える木、馬頭星雲、バラ星雲、魔女の横顔星雲は自分のレベルを考えれば満足できた。
まとめ・・・準備と撤収で30分程かかるが、上手く運用できると、Seestarより楽しい。(^_^)

B.課題
①クラゲ星雲とカモメ星雲は思ったほどではなかった。UV IRcutフィルターでは苦しいか?それとも画像処理が問題か?

C.不安な点
①FMA135のフィルターの変更を検討している。変えても今と同じプレートソルブが、可能か?

D.ヒヤッとしたこと。
①ウェイトを取り付ける位置を間違え、途中で停止。バックラッシュ?シャフトが緩んでいた。あわや落下の危険性があった。バランスが分かりにくいところがあった。
②FMA135用のヒーターを点検せずに運用したらポータブル電源がemptyになりそうだった。(充電容量4/5で開始)

E.その他
①運用しているとちょっとした疑問が湧くが、一息ついて、『アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル』を見直すと、殆んど載ってました。(^^;
1度読んだが頭に残っていなかった。課題意識を持った今の再読でしっかり頭に入れる!


運用
ASIAIRの基本的な設定を済しておく。(マニュアル又はアンドロメダ本参照)

A.日没後準備(5分~10分)
①三脚設置(おもり用ペットボトルセット、ウェイト用おもりセット)
②天体望遠鏡を赤道儀ヘ搭載、ネジの緩み確認、赤道儀バランス確認
③PS Alighn Proで極軸合わせ
(④簡単なピント合わせ:必要な時)
⑤カバーをかける。(野鳥の糞よけ)

観望開始時(カバーはずす)(20分~30分)
①AZ-GTiの電源スイッチON側確認
②電源ON、FMA135用ヒーターの設定確認。
③ASIAIRアプリ立ち上げ
④ASIAIR本体とタブレット(orスマホ)の接続
⑤冬はM42導入、夏は干潟星雲、(⑥を実施)異常が無ければ、東の低空の天体を導入。(2月現在プロキオンの少し下を適当に導入)
(⑥Previewモードから主鏡のピント追い込み、ガイドを呼び出し、ガイド鏡のピント追い込み、必要な時)
*極軸少しぐらい合ってなくても、プレートソルブで導入は可能。AZ-GtiはASIAIRから完全に制御されるので、アライメントも必要なかった。
⑦PA(極軸アライメント)へ
 i)はじめのズレが大きい時は、自己責任で、「命は大事、システム○十万円」と唱えながら、三脚の転倒、望遠鏡の落下に充分気をつけながら、三脚の足を移動させ調整。
ii)あとは、基本のとおりに(アンドロメダ本に詳細な記述あり)
ちなみに、6回の観望で、5分円に入り、ニコちゃんマークで、花火が飛んだこと2回しか無いが、ガイド鏡のお陰で、なんとか観望できている。(個人の感想です。まねしないように!)
⑧Previewモードにもどり、目的天体導入
⑨ガイドに入り、各設定。(マニュアル参照)・・・ディザーの設定を忘れないこと!
⑩ガイドが安定したら、Liveモードで観望開始。スタックしたFitsファイルの保存を忘れないこと。

観望終了後撤収
①ASIAIR終了、電源OFF
②コード類を抜く
③望遠鏡撤去
④シャフトのウエイトをはずす
⑤電源撤去
⑥ペットボトル撤去
⑦赤道儀撤去

関連ブログ

以上2023年2月18日初出