よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録024(オリオン座 モンキー星雲)

2023-04-03 07:00:00 | NGC天体他

2023年3月31日夕方曇りのち晴れ

 

オリオン座モンキー星雲(NGC2174)

FMA135+Neptune-CⅡ+CBPフィルター+AZ-GTi

SharpCapPro4.0で、ライブスタック、Save exactly as seenで、PNG保存

Microsoft フォトで、視野回転調整、明るさ・色調整。輝点ピクセルをスポット修正。

(撮影データは、最後に記載)

見出し画像の回転・トリミング・拡大

オリオン座の端、双子座に近いところにあるモンキー星雲。

よしべや自然博物館からのオリオン座観望は、立地条件から終了時期に近づいている。もう機会は何回も無い。

画角は、フィルターは、と事前に検討を重ねる。

「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド(中西昭雄著)」で確認する。FMA135+Neptune-CⅡの画角は、本の写真より広い。大丈夫。またHα線が写るフィルターが必要とのこと。月齢9.4で月明かりもある。フィルターはサイトロンのCBPに決める。

いざ観望。曇りです。

雲の合間のシリウス、リゲルで必死のアライメント、ピント合わせ。

写った!モンキー写った!

しかし月光のかぶり凄い。なんかないかと考える。Camera Control Panelから、前処理の背景減算でグラジエント除去を選ぶ。ライブスタックを再開。自動導入がずれているが、再アライメントの余裕なし。このまま継続。

今度は、電線が・・・予想より高度高かった。クリアーして、再度ライブスタック。

運良く電線の間にモンキー星雲が入ったようで、見出しの画像が撮れた。

平松雑草公園建設予定地の猿にも見せたいと思う立派なモンキー撮れました。

(Offsetを20に設定したつもりが、0になっていた。よく写ってくれた。)

 

撮影データ

[Neptune-C II (IMX464)]
Colour Space=RGB24
Capture Area=2712x1538
Output Format=PNG files (*.png)
Temperature=19.5
Offset=0
Analogue Gain=300
Exposure=15.000s
ホワイトバランス(Auto)
背景減算
Background Subtraction=Gradient Removal
ダーク補正(あり)
Notes=
TimeStamp=2023-03-31T10:36:03.3978413Z
SharpCapVersion=4.0.9538.0