よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録163(ペルセウス座 C14 h+χ 2nd 合成)

2023-09-23 05:00:00 | C天体
ペルセウス座 C14 二重星団h+χ 2nd by 130PDS
画像①ICE合成(上下2枚、トリミングあり)


画像②hペルセウス撮って出し(トリミングあり)

画像③スカイアトラスによる写野

画像④ χペルセウス撮って出し(トリミングあり)

画像⑤ スカイアトラスによる写野


『散開星団とは、こんなに美しいのか』というのが130PDSでの電視観望の感想。
FMA135より、星の輝きが強く、反射望遠鏡特有の星の十字もアクセントになっている。
どうせなら、二重星団で記録したい!
しばらく考えて、半年前にダウンロードしてまだ1度も使っていないフリーソフトICE(Microsoff Image Composite Editor)で合成してみようと考えた。天文界隈では、月の高精細画像の合成や星空のモザイク合成でよく見かける。(ちなみに、私このブログ書き始めるまで天文ソフトと思ってました (^^;→資料8)。

手順
1、ソフトインストール、起動
2、画像②と④をドラック・アンド・ドロップ
3、後は、順に次へをクリック(途中で、トリミングして、構図決定)、最後に保存

電視観望のスクショJpegファイルの場合は簡単。
(天体写真のFitsファイルの場合は、多分途中に画像処理が入るので手順等が想像できない。)

やったぞ!しばらく満足感に浸っていたが、画像③見ていて気づいてしまった。カメラ回転させれば、1枚で撮れた? (^^;

ただ、ASIAIRはモザイク撮影機能(Plan撮影機能)を持っているので、いつかはきっと役に立つ!はず多分(資料12、13)。

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7) ペルセウス座~Wikipedia

8)二重星団 - Wikipedia

9)動画や複数写真からパノラマへ合成…『Microsoft ICE』!

10)月面写真のモザイク合成 - Starry Urban Sky

11)【天体撮影】月のモザイク合成、成功しました!(追記あり)

12) ASIAIRでモザイク撮影 | 星空日誌 | 天体写真の世界

13)ASIAIR PROとPixInsightでモザイク撮影

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録006 1月(シュミット流星観測福袋テストショット)

03)電視観望の記録148(ペルセウス座 二重星団 h+χ)

04)電視観望の記録154(ペルセウス座 M34散開星団) 

05)電視観望の記録156(ペルセウス座 カリフォルニア星雲)



2023年9月18日午後8時頃、晴れ(所々雲)
メダカ部屋観測所
ペルセウス座 hペルセウス(NGC869)、χペルセウス(NGC884)
130PDS+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR Plus32G+UV IR-Cutフィルター+iPadmini6
Raw8、Area3840x2160、Gain=252、Exposure=3s×60frames、約32.0°C、ライブスタック
2つとも同じ条件、連続ライブスタック
iPadmini6上でスクショ
Microsoff ICEで合成 on Windows10
Microsoftフォトで調整
『AIで写真高画質』で、画質調整