よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録147(カシオペヤ座 M52+α)

2023-09-06 05:00:00 | M天体
カシオペヤ座M52散開星団 他
画像①M52は中央の下


画像②該当部分トリミング、M52とC11(バブル星雲)


画像③該当部分周辺のアノテーション(byASIAIR)
文字が読めるように強調処理


画像④スカイアトラスによる写野


画像⑤iステラHDによる観望位置(M52のみ記入)


9月3日曇天2枚目。
C11(バブル星雲)を目標に導入して、ドンピシャで導入できたが、口径3cmのFMA135と曇天では少ししか写らず、タイトルを散開星団M52にさせて頂いた。(^^;

M52もC11も2回目の観望、前回はM52の観望でC11を見つけ、C11を観望した。今回はNGC7510が見つかった。ケフェウス座の散開星団とのこと。次回好条件で3つ入りで観望したい。(画像③に見られるSh2天体は今の私の技量では難しいので意識しないようにする。)
また、前回はNeptune-CⅡ+パソコン、今回はASI585MC+ASIAIRと異なるが、両方とも悪条件下での観望ではっきりとした違いはわからなかった。

(覚書)
M52はカシオペヤ座の散開星団。約200個ほどの若い星からなる。(記録098 )
バブル星雲は、NGC7635、カルドウェル11、シャープレスカタログ162と、複数のカタログ名を持つ。星雲の一部に、巨大な恒星の恒星風によって作られたシャボン玉の泡のような部分が見られることから名前がつけられた。(記録099)



参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)カシオペヤ座 - Wikipedia

8)M52 (天体) - Wikipedia

9)NGC 7635(C11、バブル星雲) - Wikipedia

10)NGC 7510 - 英語版Wikipedia

 

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録098(カシオペヤ座 M52散開星団) by Neptune-CⅡ

03)電視観望の記録099(カシオペヤ座 バブル星雲) by Neptune-CⅡ

04)電視観望の記録100(カシオペヤ座 M103散開星団) by Neptune-CⅡ

05)電視観望の記録104(カシオペヤ座 C13/NGC457 ET星団+1) by Neptune-CⅡ

06)電視観望の記録146(カシオペヤ座 NGC7789) byASI585MC


撮影データ

2023年9月3日午後7時半頃
メダカ部屋観測所
カシオペヤ座 M52散開星団、C11他
FMA135+UV IR-Cutフィルター+ASI585MC+ASIAIR Plus32G+赤道儀化AZ-GTi
Raw8、Area3840×2160、Gain=252、Exposure=10s×30frams、ライブスタック。
iPadmini6上でASIAIRアプリ画面をスクショ。『写真』アプリで画像調整。