よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録152(カシオペヤ座 NGC281パックマン星雲)

2023-09-11 08:00:00 | NGC天体他
カシオペヤ座NGC281(パックマン星雲)
画像①UV IR-Cutフィルター使用、トリミングあり

画像②ASIAIRによるアノテーション、該当部分のトリミング

画像③スカイアトラスによる写野

画像④比較するため回転、トリミングで資料1の写野に近づけた
画像⑤iステラHDによる観望位置


悪天候の雲の切れ間をぬって、カシオペヤの電視観望が続く、カシオペヤ座にパックマン星雲があるのは知っていたが、それがNGC281だということは知らなかった。
取りあえず広角全部撮りの一枚。赤い星雲ということで、30秒露出、gain450でライブスタック。とりあえず写った。
翌日の資料学習で、NGC281=パックマン星雲ということを知る。資料1と比べると写したいところは写っているが、綺麗さが違います。Wikipediaの画像はパックマンに見えるが私のは見えませんな。次回頑張る。晴天が欲しい。

(覚書)
・資料1は、改訂でNGC天体他が付け加えられている。つけ加えられた天体は、有名・人気の天体で、観望前の予習で目を通しておくべき。
・同様に資料5のP74、P86(キンドル版のページ)の星雲・銀河も初心者には、役に立つ。

(追加)
曇り空ではあったが、ASIAIRの稼働時間も増え、経験値が増えた。マニュアルを読み直した結果、ダークファイルは作成していたが、ライブスタック中に適用のチェックをしていなかったことに気づかされた。(^^;

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)カシオペヤ座 - Wikipedia

8)NGC 281 - Wikipedia

 

電視観望の記録等関連Blog

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08)電視観望の覚書008(天体カタログ M、C、Sh、Cr、Mel)


撮影データ

2023年9月5日午後9時半頃
メダカ部屋観測所
カシオペヤ座 NGC281(パックマン星雲、HⅡ領域)
FMA135+UV IR-Cutフィルター+ASI585MC+ASIAIR Plus32G+赤道儀化AZ-GTi
Raw8、Area3840×2160、Gain=450、Exposure=30s×19frams、ライブスタック。
Affinity Photo2で、画像処理
iPadmini6上でASIAIRアプリ画面をスクショ。『写真』アプリで画像調整。