日経新聞のこの「ITはたいしたことはない」という考え方は面白い。
ネットが自由に使えて、ただしトイレは外まで行かないとダメな状態と
ネットは使えないが、トイレが家の中にある生活
どっちを選択するかという思考問題。
ほとんどの人がネットよりも、家の中にトイレがある生活を選択するだろう。
つまり、人類の様々な発明の中で、下水道のほうがネットより重要度は高いということ。
そういう視点になれば、いまのIT社会が 過去の産業革命に比べると、たいしたことはないという意味。
日本の家電メーカーは、さらに高品質な液晶テレビをめざしているが、
そこには革命的なも、生活をすっかり変えてしまうようなものにはならない。
いまの自分の生活に何が重要なのか、比較していけばわかりやすい。
愛犬とiphone むろん愛犬を取るだろう。
つまりiphoneはたびくんには勝てないのだ。