米山公啓のブログ

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日本アカデミー賞 作品を見る。

2015年02月27日 23時41分56秒 | Weblog

日本映画は最近ほとんど観ないが、それもよくないと思い、

昨夜、がんばって「桐島、部活やめるってよ」「舟を編む」の2本を見た。

 

結論、見るのが辛かった。これを映画館で見るのはかなり忍耐が必要だろう。

エンターテイメントとしての要素がまったく両作品ともない。

ドキドキ感、先がどうなるのだろう、意外性などとにかく、もっと見たいと思う

時がまったくないのだ。

この2つの作品が日本アカデミー賞である。

 

いった日本の映画界はどうなっているのだろう。

作品のどこがどうこと言うことすら意味がないように思う。

つまり描きたいものがなくなってしまったのではないだろうか。

 

日常が魅力のない俳優たちによって演じられる まさにそんな感じである。

 

やはり見る側が目を覚ますしかないだろう。

そんな映画批評が聞こえてこない、メディアもどうかしているし、ベストセラーを映画化するという

安易な企画。となれば、メディアも正面きってスポンサーの関係もありできない。

 

ネット上ではいろいろ言われているのだろうが、きちんと映画を評価するメディアがないのが

日本映画界の最大の問題なのではないだろうか。

 

黒沢の「生きる」のようは作品が作れないのか。