日本映画は最近ほとんど観ないが、それもよくないと思い、
昨夜、がんばって「桐島、部活やめるってよ」「舟を編む」の2本を見た。
結論、見るのが辛かった。これを映画館で見るのはかなり忍耐が必要だろう。
エンターテイメントとしての要素がまったく両作品ともない。
ドキドキ感、先がどうなるのだろう、意外性などとにかく、もっと見たいと思う
時がまったくないのだ。
この2つの作品が日本アカデミー賞である。
いった日本の映画界はどうなっているのだろう。
作品のどこがどうこと言うことすら意味がないように思う。
つまり描きたいものがなくなってしまったのではないだろうか。
日常が魅力のない俳優たちによって演じられる まさにそんな感じである。
やはり見る側が目を覚ますしかないだろう。
そんな映画批評が聞こえてこない、メディアもどうかしているし、ベストセラーを映画化するという
安易な企画。となれば、メディアも正面きってスポンサーの関係もありできない。
ネット上ではいろいろ言われているのだろうが、きちんと映画を評価するメディアがないのが
日本映画界の最大の問題なのではないだろうか。
黒沢の「生きる」のようは作品が作れないのか。