散歩と俳句。ときどき料理と映画。

町田市上小山田へ 養樹院その3石仏群

事前に調べておいた〈石仏群〉はこの養樹院の近くのはずだ。
近所を歩いてみようと、境内の脇参道に向かう。
境内の小さな丘の向こうに数体の石仏の後ろ姿が見える。
丘を降りて正面に立つと、これが石仏群である。

中央の覆屋の中に石祠。
その上に案内板がある。
この近辺で荒廃するままだった弁財天を
この寺に敷地に遷座したとのこと。

そのさいに馬頭観音ほかもここに移したと書かれている。
すると中央の石祠が弁財天なのだろうか。

右のブロックには地神塔1基(天保9〈1838〉年の造立)。
庚申塔2基(文字塔、青面金剛主尊塔、いずれも唐破風笠付角柱)、
中央には念仏講の石碑、右手前は馬頭観音だろうか。

正面に一猿。

側面にも一猿。

馬頭観音。

念仏供養塔?

青面金剛主尊の庚申塔は正面に一猿、
左側面にも一猿、
確認はできないがおそらく右側面にも一猿の三猿と思われる。
文字塔は享和2(1802)年、
青面金剛主尊塔は享保2(1717)年の造立。

左のブロックの中央は念仏講の石碑だろうか。
左に文字のみの角柱型馬頭観音。
右は破損してなんの石碑か不明。

これも馬頭観音だろうか。

脇参道から正面に回り、山門に向かって左の小道を行くと
夥しい石仏石塔である。

これこそ〈石仏群やなあ〉と感嘆。

これらの石仏、石碑がもとからここにあったのか、
それとも多摩ニュータウンの開発、区画整理などで
集められたものかどうかは確認できない。

〈続く〉

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