明日23日から映画「MINAMATA」が公開される。
ジョニー・デップがユージン・スミスを演じる水俣の映画である。
映画館で観ることはないだろうが、テレビで放映されれば観てみてもいい。
映画「MINAMATA」の1シーン
水俣のユージン・スミス
ユージン・スミスと妻のアイリーン。スミスはアイリーンより32歳年上である
〈アル中で2日で一瓶のウイスキーを飲み干していたユージン・スミスが、(水俣で)撮影中にチッソの職員に暴行されて右目を失明しかける。そのお見舞いに黒柳徹子さんが送ったのはサントリー・オールド20本。妻アイリーンさんは「サントリー・レッドに換えたら量が増えるのに」と思う〉
というエピソード。
むかし昔、水木しげるさんの「悪魔くん」を出版した
親しかった貸本マンガの出版社、東考社の桜井昌一さんが、
お土産に特級酒一本持ってくるより、
二級酒二本持って来て欲しいと言っていたのを思い出して、思わず笑ってしまった。
水木しげる描くところの桜井昌一さん
付け加えると、その頃(45年ほど前か)桜井さんと毎晩晩酌のお供で呑んでいたのはサントリーレッド。
ワタシはオールド(ダルマ)どころか、角さえ呑んだこともなかった。ホワイトもあったな😊。
左からレッド、ホワイト、角、オールド
とは言え、今も同じようなものでビールなんぞ高くて家呑みできるものではない。
発泡酒である。その発泡酒も500㎖がいちばん近いスーパー、キッチンコートで205円、
小滝橋のいなげやが185円、その隣のマイバスケットが165円(いずれも税別)。
エラい違い😔。コンビニだともっと高い。当然イオン系列のマイバスケットで買います。
ユージン・スミスの1946年の作品「楽園への歩み」。この写真にはいろんな思い出がある。