Yokusia の問はず語り

写真担当: Olympus E-400 / Panasonic FZ5

受難のエキザクタ

2010-05-17 | Weblog
E400 / ZD 50mm 2.0

今日は珍しく晴れたので、久しぶりに野原を散歩して来ました。
上の虫さん(コガネムシ?)は家を出る直前、庭で撮ったものです。
本当はエキザクタだけで行くつもりだったのですが、マクロ日和ということで、急遽E400も
加えることに。

と言うのも、エキザクタについているレンズは最短距離が50cm。
おまけにこのカメラはウエストレベルなので、高い場所の被写体になるとお手上げです。
写真の虫さんも木の上方にいたので、エキザクタではとても手に負えませんでした。
とてものんびりした虫さんだったので、私がE400を持って戻ってくるまで、逃げずに待っていて
くれたのは幸いでしたが。

両脇にカメラを二台ぶら下げたものすごいいでたちで歩き始めて間もなく、エキザクタのレンズ
についていたオリジナルキャップがなくなりました。ボロボロだけど被せ式で、高級感があって
すごく気に入っていたのだけど、ストッパーがないので簡単に落ちるんですよね。

まあレンズ径はありふれた49mmだし、別のものを探せばいいや・・・ととりあえず自分を納得
させたのですが、この後、もっととんでもないことが起こりました。

ひもつきの専用皮ケースに入れ、首から提げていたのだけど、散歩も終わりに差し掛かった頃、
「スコン」と音がしました。びっくりして下を見ると、エキザクタが地面に落ちていたんです。

どうも私が持ち歩いている間に皮ケースとカメラを固定しているネジが緩み、カメラが落下したよう。
ストラップがケース側についているのはやっぱり危ないですね。

このカメラ、つい先日、修理から帰ってきたばかりなので、ヒヤヒヤしながら、ピントリングや絞り
リングを回したり、シャッターを切ってみたりしてみましたが、ちゃんと動いているようでひと安心。

それにしても、いくら落ちたのが柔らかい土の上だとは言え、50cm近く上から真っ逆さまに落ちて
びくともしないのは、さすがドイツ製。ボディが1キロ近くあるので、フロントヘビーになることなく、
レンズを上にして落ちてくれたので助かりました。

重いカメラも捨てたもんじゃありません。