安物買い

見た目は完璧だったエキザクタですが完全に見かけ倒しでした。
カメラはやっぱり撮ってみないとわからないものですね。

このカメラ、フィルムを装填した後、カウンターを手動で１に合わせるのですが、5枚目までは
ちゃんと動いていたのに、その後は何枚撮っても反応なし。中でフィルムが空回りしていて、
5枚目の後は超多重露光の写真が一枚だけ・・・なんてことになったらどうしようと冷や冷や
しつつ、24枚撮りの大体20枚目くらい撮ったところで、フィルムを巻き上げました。

幸い単なるカウンター不良で、写真自体は撮れていたのですが・・・
１枚目から3枚目までは


↑こんな状態（涙）

4枚目以降は多少、改善したものの、





と↑こんな感じで、右側に黒っぽい筋が入ってしまいます。
画面の右側がうまく陰になっている構図では、それほど気にならないんですけどね。
前の持ち主みたいに知らんぷりして売り払ってしまおうか・・・こんな考えも、一瞬、頭をよぎりましたが、
これだけよく写るカメラを手放すのは惜しい・・・。

OMのこってりと色ののった写りとはまったく違う、繊細で優しい画。
レンズが古いので、逆光だと


↑こんな風になってしまうのが玉に瑕なんですが。

開放近くで撮りたかったので、シャッタースピードはどの写真も最高速度の1000分の1。
長いこと使われずにいたおじいちゃんカメラには、ちょっとハードすぎたのかもしれません。

ぱっと見にはそれほど目立たないとは言え、故障は故障。
どうしようか散々、迷いましたが、再度、修理屋のおじさんを頼ることにしました（続く）

Exakta IIｂ / Pancolar 50mm F2 / Fuji Superia 200 　

再開

本当はもう少し早く復活するはずだったのですが、春らしくなったとたん、鬼の霍乱で一週間
寝込み、その後はポーランドの大統領機墜落、アイスランド火山の噴火騒動、ギリシャ破産
などのニュースに一憂一憂（いいニュースが全然ない・・・）しているうちに気づいたらもう4月
の末。

このところフィルムばかりだったので、出せる写真がなかなかなかったと言うのもあるのです
が・・・。

とりあえず再開報告と言うことで、最近の二眼写真を貼っておきます。
もうちょっと絞った方がよかったかな。

二眼で撮ったフィルムはこれで2本目なんですが、今回は無事、12枚とりきることができました。
nakajimaさんに教わった撮る直前に巻き上げるというやり方が功を奏したようです。