バカンスが一段落したところで、今度は冬の大バーゲンの季節がやってまいりました。
以前にも書いたかもしれませんが、この国ではバカンス同様、バーゲンも「法的義務」なので、どの
店も同じ日(今年は1/7)から同じ期間(5週間)続きます。
いつも波に乗り遅れて、ろくなものをゲットできない私たちですが、去年、手持ちの靴すべてを履き
つぶしてしまったので、重い腰を上げ、今回は初日に行ってきました。
私は36(日本の23)、Fは40(日本の25.5)とふたりして小足なので、バーゲンでは、気に入る気に
入らない以前に、自分のサイズすら見つからないことがほとんど。それでもどうにか、それぞれ足に
見合った靴が見つかり、とりあえずは一件落着。とは言っても、内訳は女性用が2足、子供用が1足
ですが・・・(笑)
ハイキングシューズなので、男物でも女物でもデザイン的にはそう変わりないのですが、店員さん
には、デカ足の娘と育ち盛りの息子がいると思われたかも。男物にも40はあったのですが、サイズ
は同じでも大きさが微妙に違うようで、結局、サイズ違いの靴をペアで買うことになりました。
子供靴はもちろん私用。
無駄口が過ぎたので、この辺で閑話休題(汗)
本題の旅日記を続けます。
先日は極楽鳥花とカナリアについて書きましたが、今日はこの島のアイドル、青トカゲ君のこと。
ガイドブックによると、この島にのみ生息する種らしいのですが、この島にいるトカゲすべてが青いわけ
ではなく、例えば、私たちが借りていた家のそばでよく見かけたのは、これまでこのブログにも何度か
登場した茶色いカナヘビ君ばかりでした。
青トカゲ君に会えたのは、滞在3日目、カルデラを見るため、1970年代に噴火した火山帯を歩いた時
のこと。ハイキングコースからほんの少し離れた場所でお弁当を食べたのですが、この時、様子伺い
に来たのが青トカゲ君でした。
この時カメラについていたのは広角ズームでしたが、とにかく大慌てでカメラを向けると、身の危険を
感じたのか、あっという間に退散。意気消沈しつつ、仕方なく食べる方に専念していたところ、近くの
岩から再び小さい頭がのぞきました。それでも、前回、失敗したので、すぐカメラを向けることはせず、
しばらく様子を見ていたのですが、向こうも警戒心を解いたようで、私たちの周囲をちょこちょこと駆け
回り始めました。
そこで、先方が姿を消している間、望遠ズームにつけ換えておいたカメラを向けてみたところ、逃げる
どころか、今度はプロのモデル顔負けのポーズをとり始めます。性別不明ですが、なかなか色気が
ありましたよ。
・・・とここまで書いたところで、またまた蛇足です(汗)
今日は付録につられ、これまで読んだことのない雑誌を買ってきてしまいました。
ルービンシュタインが演奏するショパンのCDが4枚、10ユーロ弱で手に入るとなれば、長年のショパン
マニア+ルービンシュタインファンの私が見逃すわけがありません。
これまたツボをつかんだ収録曲のタイトルを眺めながらふと思い出したのですが、今年はショパン没後
160周年、来年は生誕200周年なんですね。来年のショパンコンクール、ものすごく盛り上がりそうな
予感がします。