Yokusia の問はず語り

写真担当: Olympus E-400 / Panasonic FZ5

出発二日前

2007-07-31 | Weblog

2007年7月30日(月)

日本行きまでいよいよ後2日。時間が経つのって早いですね。
と言うわけで今日は、出発前の最後の買い出しに行ってきました。
友達のお土産と、あとは靴下その他の小物。バーゲン終了前の滑り込みセーフです(笑)。

そしてカメラ。ついに買ってしまいました。ダブルズームキットと2Gのカード、それに5年間
保障をつけて800ユーロ弱。最後の一台(見本用)だったので値切ったら、カードをつけて
くれました。ラッキー・・・なのかな。

日本に連れて行くのはコンデジの方なので、一眼はうちでお留守番です。
電源を入れていじって見たい気は山々なのだけど、電池、満タンにしたら、一日では使い
きらないだろうし、今日はファインダーを覗くだけで我慢します。(電源なしでも見えるのは、
一眼のいいところ)

ここで突然、話が変わりますが、在パリの友人に、日仏学院の通信講座が安くて、内容も
しっかりしているからいいよ、と教えてもらったので、今日、サイトを見てみたら、フランス語
の実力テストがあったのでやってみました。持ち時間は30分。最後の読解問題は、小さい
字で読み辛かったから、ろくに読まないまま、いい加減にやったら(ってこれ、言い訳+負け
惜しみ)、成績が6段階中の3.5。と言うことは、初級、中級、上級、二段階づつとして、中級
の上。フランスに来て、もう四年になるのに(泣)試験って本当に正直で残酷です。ソルボンヌ
の中級で放り投げてから、全然上達してないってことですね。

その友人は、筆記専門の講座を薦めてくれたのだけど、私のレベルじゃ、無理そうだなあ。
日本とポーランドで羽根を休めた後は、また、フランス語との戦いの日々(?)が始まりそう。
仏語って、耳から入り辛い言語だから、正直、かなりキツイです。ポーランド語って性格の
いい(?)言語だったなあ、なんて、しみじみ思ってしまったり。
(年のせいだなんて言わないで下さいね。)

とりあえず、気を取り直して、バカンスを楽しんできます。
日本は今、暑いのかなあ。選挙後の熱気だけなら大歓迎なんだけど。

アルプスの悲劇

2007-07-28 | Weblog

2007年7月28日(土)

もう一週間近く前になりますが、22日の日曜日、ラジオでひどい悲報を聞きました。
グロノーブルに近い山村、ヴィジルで、ポーランド人巡礼者(+運転手)50人を乗せたバス
が谷間に転落、炎上したというニュースです。

最初に聞いたのは、昼ごはんを食べながらラジオを聴いていた時。巡礼地巡りのポーランド
人旅行者と言うことで、ポーランド語のニュースを大急ぎで見てみたところ、山間のカーブの
続く道を走る途中、バスのブレーキが効かなくなり、曲がりきれずに転落したとのこと。

この道は大型バスとトラックが通行禁止で、標識もちゃんとあるらしいのですが、仏語、独語、
伊語しかないため、運転手が気づかず、通り過ぎてしまったのでは、と言うのがフランス側の
見方のよう。ネットで流されているポーランドテレビのニュースによると、実際、通行禁止とは
名ばかりで、トラックやバスが平気で走っているようです。画面に映っていた現地在住の目撃
者(?)は、「あそこは小まめにブレーキを踏んでいれば、大型車でも問題ないはずなんだ。
見た感じ、あのバスの運転手は、優に時速100キロは出していたし、あれじゃあ、ヒートしても
仕方がない」と言うようなことを話していました。ブレーキが効かなくなったから、飛ばす以外
なかったのか、スピードを出しすぎたことでブレーキが壊れたのか、今となっては謎ですが。

この旅行にはルルド巡礼も含まれていたため、奇跡的快癒を求める病人も何人か乗っていた
とのこと。軽傷ですんだ参加者の話によると、皆で聖母賛歌を歌っていた時、突然、「ブレーキ
が効かない。皆さん、体をしっかり支えていてください」と言う運転手の声が聞こえ、その後、
息つく暇もなく、橋の上からバスが転落、炎上。中央座席にいた人はどうにか命拾いしたもの
の、前部と後部は炎に巻き込まれ、ひどい火傷を負った人も多かったようです。

死者は26人とも27人とも聞きましたが、最新の情報では、26人が亡くなり、症状が落ち着いた
人々の中には、すでにポーランドへ戻った者もいるようです。それでもまだ14人がグロノーブル
の病院に残り、生死の境を彷徨う重傷者もいるとか。あの時、もし運転手が、多少、回り道に
なっても、別の安全な道を選んでいたら、このような悲劇は起きなかったのでは…。今更こんな
ことを言っても無駄だと言うのはわかっていながら、それでもふと、考えてしまいます。


取らぬ狸の皮算用

2007-07-27 | Weblog

2007年7月27日(金)

ようやく一眼レフの候補がきまりました。本当は日本で仕入れるはずだったのに、なぜか
意外な結末に。オリンパスのミニ一眼と言うのは変わりませんが、E410ではなく、E400
の方に気持ちが傾いてきました。この機種は発売がヨーロッパのみなので、円安の恩恵
は受けられないのですが、E410が出たお陰で、ダブルズームセットが、最初の千ユーロ
から七百ユーロ弱まで下がってきているので、日本でE410の同セットを買うのと同じくらい
の値段で手に入りそうです。英語の掲示板によると、新型のE410より、ほんの少しだけ
ダイナミックレンジが広いとか。

(↓写真参照)
http://www.flickr.com/photos/marcof/790543078/

ライブヴューはついてないけど、あっても、コンデジとは違い、ばたばたと煩いようなので、
ないならないでいいかな…と。(本当はかなり欲しい。)

一番のネックはRAWファイルの容量が馬鹿でかいことだけど、どうせJPEGしか使わない
(今のカメラはJPEGのみ)し、最近では、JPEGから直接現像出来るソフトもあるらしいから、
こっちもそれほど問題はなさそう。

ノイズがひどいとか言う話もどこかで読んだけど、Fickr のサンプル写真を見た感じでは
それほどじゃなさそうだし。(と言うか、私のと比べたらきれいすぎるくらい。)

とは言え、今は、パソコンすら怪しげな状態だし、もし買ったとしても、使うのは日本から
帰った後になりそう。デビューは次のポーランドからかな。

というわけで、今回は取らぬ狸の何とやらでした。

初遠征?

2007-07-17 | Weblog

2007年7月17日(火)

今日は車でフォンテーヌブローまで初乗りしてきました。これまでは、出せてもせいぜい時速
60キロという街の中をせこせこ走っていたので、高速を走るのは、正直、かなりびびりました
が、そのうち、時速100キロでも平気になってしまったのだから、慣れとは怖いものです。

一番難しかったのは、高速に入るとき。サイドミラーを見ると、入れる隙間なんてどこにもない
ようように思えてきて、迷っている間に入り損ねるということが何度かありました。慣れてない
から、隣の車線もその先の車線もみな同じように見えてしまうんですよね。入るのさえうまく
行けば、後は前方の車と同じように走ればいいから楽なのだけど。

森でハイキングをした後、行きと同じように帰ってきたのですが、帰りはさすがに疲れ、途中で
何度か休憩しました。近眼のせいもあると思うけど、高速でずっと遠くを見ながら走っていると、
いつかこのスピードについていけなくなるんじゃないか、とか、カーブで曲がり切れなくなったら
どうしよう、とかいう妄想が沸いてくる。体力的な疲れというよりは、心理的な不安ですね。

不思議だったのはその夜のこと。車から降りても、体からスピード感が去らず、床についてから
二時間くらい、ジェットコースターに乗っているような奇妙な流動感と浮遊感を味わいました。
人が運転している車に乗っているだけの時は、時速200キロでも、こんな体験はしたこと
なかったから、ちょっとびっくり。こんな事ってあるんですね。


革命記念日 2

2007-07-15 | Weblog

翌年は、今はなき義母が住んでいたブルゴーニュの家に行き、底から徒歩で10分くらいの
ところにある橋の上から見物。花火はまあまあだったけど、真ん中の席を陣取ったところで
突然の雨。あいにく、傘もレインコートも手元になかったので、もう花火を見るどころではなく、
ひどい土砂降りの中、ずぶ濡れになって帰ってきました。ここまで来ると、単に運が悪いだけ
とも言えそうです。

パリ近郊では、13日が郊外、14日が市内という日程なので、今年は、13日(金曜日!)
に、地元の可もなく不可もなくという感じの花火を見て、翌日は、垢抜けないのは地方だから
という強引な言いがかりをつけて、はるばるパリまで繰り出しました。

ものすごい人ごみの中、場所取りに精を出す気力はないので、高いところならそれなりに
見えるだろうと言う安易な理由でソルボンヌのキューポラに。実際は、エッフェル塔の放出
する光と、その脇にある教会のせいで、期待したほどの眺めではなかったのだけど、それ
を差し引いても、質より量という印象でした。

地元の花火は、予算がないせいもあってか、一本一本、丁寧に打ち上げられ、ひとつひとつ
の美しさがそれなりに感じられたのですが、パリのは、とにかく多ければいいという感じで、
息つく暇もなくひたすら連発。これが特等席であれば、また違ったのでしょうが、私たちの
いた場所からは、花火より煙の印象の方が強かったくらい。

お陰で最後はむなしさばかりが募り、地元の花火もそう捨てたものではなかったような気が
してきました。本当は、こんな小手先のものではなく、もっと落ち着きと優雅さのある、大輪
の花火を期待していたのだけど。

革命記念日 1

2007-07-15 | Weblog

2007年7月15日(土)

またまたずいぶんと日にちがあいてしまいました。書くことがなかったわけではないのだけど、
PCの容量の関係で、写真をアップするのが辛い状態だったので、更新が滞ってしまったと言う
感じです。ただ、考えたら、記事さえあれば、とりあえず更新は出来るわけで、パソコンの状態
がよくなるまで、写真なしで投稿すれば、問題ないんですよね。それでなくても、記事とは関係
のない写真ばかり挙げてきたわけだし(笑)

というわけで、今日からしばらく写真なし。落ち着き次第、アップすることにします。

さて、ここから本題です。
7月14日は革命記念日。日本では、昔のフランス映画の邦題にちなみ、「パリ祭」と呼ばれる
ようですね。1789年、革命勃発の契機となったバスティーユ襲撃を記念したもののようです。

この日はフランス全土で花火が打ち上げられるので、猫も杓子も、みな総出で出かけることに
なるのですが、この花火大会、日本のものと比べるとどこか物足りないんですよね。風情が
ないと言うか。私たちの選択の仕方にも問題があるのかもしれませんが。

うちは三つの街の市境にあるので、徒歩で隣町まで簡単に行けるのですが、地方のせいか、
しょぼいです。一年目は地元の花火を見ましたが、なぜか音楽つき。花火の一番の醍醐味は
音、と思いこんでいた私はがっかりでした。その上、BGMは、セミクラシック調の甘ったるい曲
ばかり。マイクもアンプもひどくて、雑音はガーガー言うし、野暮ったいったらありゃしません。

その翌年は隣町に。ここの市長は保守の上、いかにも成金的な趣味の人で、それだけでも
なんだかなあと言う感じだったのですが、ディスコつき花火大会なるものを提案。

まずは踊りでリラックスして、その後、花火という趣向だったらしいのですが、会場には、高校
の文化祭に使うようなひどい舞台がすえられ、アマチュア以前のロックバンドもどきが、ひどい
声を張り上げ、もう、たまったものではありません。その上、花火の打ち上げ時間が遅れたの
で、そのぶん、コンサートは延長。私はロックは苦手だけど、それでも、演奏の良し悪しくらい
はわかるつもり。ボランティアにしても、あれはひどすぎでした。結局、近くの団地まで避難し、
そこから遠越しに花火を見ました。この騒音は、うちからでさえ聞こえたので、近所に住む人は
大変だったと思います。

13日の金曜日 2

2007-07-13 | Weblog

前半とちょっと話がずれますが、「閉所恐怖症」と言うフォビアがありますね。
例としてよく挙げられるのが、狭いところが怖くてエレベータに乗れない人。

私自身は、こういう物理的な「閉所恐怖症」の他に、社会的な「閉所恐怖症」もあるんじゃ
ないかと感じてます。中学、高校と学校生活に馴染めなかった後遺症かもしれませんが。

ここで言う、
「物理的」閉所恐怖症は、文字通り、狭い空間に閉じ込められる恐怖、
「社会的」閉所恐怖症は、義務的閉鎖的な人間関係に縛り付けられる恐怖。

私もOO愛好会とかOO会とかが大の苦手で、パリの日本人会にも入会していないくらい
なのでよくわかるのですが、こういうタイプの人が、官舎に住むことを強制され、仕事だけ
でなく私生活においても、上司や同僚と常に顔を合わせなければならないとしたら、その
ストレスは大変なものなのではないでしょうか。人見知りの激しい人や、気の小さい人は、
特に辛いでしょうね。

だからと言って、犯人に同情する気も、その行為を正当化する気もさらさらありませんが、
官舎での居住を義務づけられるという状況は何とかならないのかなと思います。フランス
の警察官舎も、兵舎同様、堅苦しく閉鎖的な雰囲気があるようだし。家族だって、あまり
居心地よくないですよね。

前にも書いたとおり、警察内の実情を知っているわけではなく、単なる想像で書いている
ので、的外れな部分もたくさんあると、思いますが、今回のニュースを聞きながら抱いた
素直な感想です。

13日の金曜日 1

2007-07-13 | Weblog

2007年7月13日(金)

13日の金曜日だからと言うわけではありませんが、ショッキングな話題をひとつ。
今日のお昼頃、パリ郊外Malakoffの警察官舎で、ある巡査が上司と2人の我が子を立て
続けに殺し、その後、自らも自殺するという事件がありました。動機は不明で、発作的な
ものではないかとの見方が強いよう。

このニュースを聞きながら、これまで何冊か読む機会のあった横山秀夫さんの警察小説
を思い出しました。私が読んだのは、長編が一冊と短編集が数冊だけですが、警察官舎
における息の詰まりそうな人間関係が綿密に描写されていて、読んでいるこっちまで、
閉塞感を感じたものです。

事実と小説を同一視するのは無理があるでしょうが、もしかしたら、四六時中続く複雑な
人間関係と上下関係に疲れきり、心の内部に鬱屈していたネガティブな感情が、一気に
吹き出てしまったのかもしれませんね。新聞もラジオも、子供の母親についてはまったく
触れていないのが、ちょっと不自然な感じでした。

日本再発見?

2007-07-10 | Weblog

2007年7月11日(火)

あいかわらず、豪雨と曇天が交互に来るような天気が続いています。梅雨は日本の専売
特許かと思っていたけど、そうではないみたい。夕暮れ時には決まって晴れ間が見えると
いうのも、何だか小憎らしい感じです。お陰でますます出不精になり、このままじゃ、お尻
から根が生えそう…って単に怠け者なだけなのですが。

ところで、今朝ようやく、ネットで日本行きの航空券を購入しました。悪天候が続いている時、
自宅にいながら買い物が出来るというのは、本当に重宝しますね。

滞在期間は8月1日から23日の三週間。十日前後の滞在を考えていたので、ちょっとびっくり
です。私としては、旧友たちと積もる話ができれば、それで満足なのですが、天文学と登山
がきっかけで日本を知るようになった相棒は、せっかくなら旅行もと言う考えのよう。

名所旧跡を訪ねるような風流なものではなく、登山とハイキング中心の、純アウトドア的なもの
になりそうですが。今回は、地方に住む知り合いからもお招きを受けているので、東京以外の
地域を目にする機会も多そうです。

始めの一週間は相棒の学会がある筑波に滞在。
東京まではかなり遠い気がしてたけど、電車なら45分で行けるんですね。本数も多いし。
これなら、横浜の外れにある実家からはるばる東京に出てくるよりずっと楽そうです。
友人のほとんどが東京在住なので、これは嬉しい誤算でした。

福島に住む友人にメールでこのことを書いたら、彼女曰く、「筑波なら水戸だって近いよ。」
言われてみれば、確かにそうですよね。

実を言うと私、日本のこと、ぜんぜん知らないんです。
若い頃はバブル全盛(年がばれる!)で、国内旅行が高かったせいもあるけど、あの頃は
思春期特有の問題をたくさん抱えていて、外国への逃避願望の方が強かったんですよね。
だから日本の県名すら怪しげで、白地図なんか与えられたらそれこそお手上げ。
今回の旅が、日本を知る良いきっかけになればいいのだけど。

航空券

2007-07-08 | Weblog
2007年7月8日(日)

昨日は七夕。おまけに2007年7月7日と三つ七が重なるので、記念に何か書こうと思って
いたのに、何も書けないまま終わってしまいました。残念!

話は変わって、今回の帰国に際し、ネットでパリ-成田往復チケットを調べてみたら、一人
分が967ユーロ。二人分だと、三年前は600ユーロ台だったと思うので、それに較べると
かなり高いです。700ユーロ台のチケットもあるにはあったけど、残念ながらアエロフロート。
この航空会社は、遠い昔、一度だけ使ったことがありますが、その時のカルチャーショック
があまりに強すぎて、今でも敬遠してしまいます。安全とか危険とか言う以前の問題。
(長くなるので詳しいことは省略)

意外だったのは、直行便にもかかわらず、日航のチケットが一番、安いこと。格安航空券の
王者みたいなオランダ航空(乗り継ぎあり)でさえ、今年は渋め。お陰で、これまでは高くて
あきらめていた直行便で行けることになりました。JALなら美味しい日本食も食べられそう。
これが一番、楽しみだったりして(笑)


閑話休題

2007-07-02 | Weblog

この辺で閑話休題。

夜、ラジオで、いかにもフランスらしいニュースを耳にしました。
何でも、避妊用に使うピルが河川の水に流れ込み、魚の女性化が問題になっているとか。
一体、どういう経緯でこんな物が水中に入り込むのかいまいち謎ですが、メスの替わりに
オスの尻を追いかけるオカマ魚を想像してしまいました。笑い事ではありませんね。

それにしても、一日にこんなにたくさんの記事を挙げたのは久しぶり。
ブログを書き始めて確信したこと。私、かなり躁鬱の気があるようです。

物欲の夏 3 デジ一眼編 その2

2007-07-02 | Weblog

ここまで書けば、勘のいい方はあっと思われるのではないでしょうか。
ご推察の通り、実は今、オリンパスから出たミニ一眼、E410とE510に惹かれています。

機能的には手ぶれ補正機能つきのE510に軍配があがるのだけど、その分、ちょっと重い。

それに、考えたら、銀塩時代、一眼レフを使っていた頃は、望遠200ミリでもあまりブレた
覚えはないし、軽い分ブレやすいFZ5でかなり鍛えられたから、超望遠か夜景撮影でも
しない限り、困ることもないのではと言う気もしてきます。E410はISO800くらいまで実用
になるそうだから、手ぶれ補正つきのFZより、かえってブレは少なそうです。

と言うわけで、これも月並みだけど、E410のダブルズームセットに35ミリマクロをつけた
最軽量セットを考えています。日本で買うことになれば、フランスで本体だけ買うのと同じ
くらいの値段でマクロレンズまで揃いそう。こっちはもともとの値段が高い上に、E410の
場合、発売時期も日本より遅い(E510と同時販売)ので、ますます価格に差が出そう。

それ以上に困るのは、こっちでは、一眼レフは鍵つきのガラスケースに収められていて、
撮るどころか手に取ることすら出来ないこと。コンデジなら触れますが、カードも電源も
入っていないので、こちらも試し撮りはできません。その点、日本の電気屋さんはさすが
ですね。E410でちょっと不安なのは、手ぶれ補正有無よりもグリップがないこと。私は
マニュアル一眼の世代ではないし、今、使っているFZ50でさえ、グリップだけはしっかり
しているので、これがない状態を想像するのが難しいと言うこともあります。

ブログやレビューで紹介され始めた情報やサンプルをチェックしているのですが、ただで
さえ迷うところ、最近、E510の記事まで出てきて、悩みは深まるばかり。一体、どうなる
ことやら。

物欲の夏 3 デジ一眼編 その1

2007-07-02 | Weblog

そして3つ目、と言うか、実はこれが本命なのですが、一眼レフの話題。

今、使っているのは、パナソニックのFZ5で、重さはたったの250gと軽いし、35ミリ
換算で35-420のズームレンズもついているので重宝しているのですが、不満も
ちらほら。

まず、テレマクロがついてないこと。

せっかく、420ミリ(実際の焦点距離は70ミリ)で開放3.5のレンズがついているのだ
から、1:1か、せめて1:2くらいのテレマクロがあれば、一眼みたいに背景がボケた
写真が簡単に取れるのに。

それから、高感度に弱いこと。

だからISOはいつも80に固定。お陰で、手ぶれ補正機能があってもぶれ易いし、暗い
場所で遠くからストロボを焚くと、フラッシュなしの時より暗く写ってしまうので、ぜんぜん
使い物になりません。

それで、2月に帰国した時、一眼レフも検討したのだけど、ネックになったのはやっぱり
重さ。ペンタックスのDL2やオリンパスのE500でさえ、持ってみると意外と重く、購入
意欲半滅。

銀塩時代、軽さに惹かれて買ったミノルタの300i(だったと思う)だって、本体だけで
520gはあったし、その後、シャッター音の静かさに惹かれて買ったEOS100なんて、
本体のみで620g。当時はそれにシグマのダブルズームをつけて、平気で持ち歩いて
いたはずなのに、習慣とは怖いもの。一旦、軽いのに慣れてしまうと、もうあの重さに
は戻れません。

物欲の夏 2 カーナビ編

2007-07-02 | Weblog

二番目のカーナビは、急ぎというわけではないのだけど、例の二人羽織方式で何度か
運転してみたところ、欲しいという結論に。

と言うのも、わかり易い道なら「人間ナビ」 でどうにかなるのだけど、うちの近所は狭い道
が多く、周りは一方通行ばかりだから、通れると思い込んでいた道のまん前に、真っ赤な
道路標識がどーんと突っ立っているなんてこともしばしば。この時、困るのは、「運転手」
のみならず、助手席の「ナビ」まで焦ってしまうことで、お互いよくわからないまま、手探り
で車を走らせると言う事態に相成ります。

入れる道を横目で探しながら運転するのだから、スピードが落ちるのは当然の帰結。
そうなると今度は、フランス人お得意のクラクションの嵐。これが始まってしまうと、こっち
も思わずカーッとなり、つい窓を開け、日本語で相手に罵声を浴びせるなんてことにもなり
兼ねません。

これでは精神衛生上及び交通安全上よくないし、こちらではGPSつきのカーナビが比較
的安価に買えるので、検討することになりました。登山好きな相棒は、カーナビよりGPS
機能に心惹かれたようですが、何はともあれ、購入自体には賛成のよう。

と言うことで、今、私が勝手に目をつけているのが、 Garmin というメーカーから出ている
Nüvi250という機種。ネットで調べたところ、このメーカーのものは、どの機種もユーザー
の評判が良かったし、この機種は、液晶4インチ、ヨーロッパ全土(旧東欧含)のカーナビ
機能とGPS機能がついて250ユーロ前後。この下位機種にあたるフランス全土版の評判
は好意的なものが多いから、この機種もいい線行くのではないかなあなんて、ひとり妄想
に耽っています。

メーカーのサイトを見たところ、同じものにワイド液晶がついたものもあるようで、カーナビ
中心ならこっちの方が見やすいかも。あとは財布と相談ですね。

物欲の夏 1.パソコン編

2007-07-02 | Weblog

2007年7月2日(月)

他人の物欲の話なんて退屈なだけかもしれませんが・・・。
私にとって、今欲しい三種の神器は、「パソコン、カーナビ、デジ一眼」。

パソコンは今のでも問題なかったのだけど、とある理由でワード文書の作成と変更
が出来なくなってしまったので、急遽、買い直しが必要に。(下記参照↓)    http://blog.goo.ne.jp/yokusia/e/fe978fcd9ea687450c51e0df850691ee

最近、会ったオルレアン在住の日本人の友人に聞いたところ、フランス語板のワード
でもフリガナ使用は可能なはずとのことでしたが、けちって、無料のOpen Officeしか
インストールしなかったせいか、友人の指示にある選択肢自体が見つかりません。

加えて、この先、日本語教師のバイトでも始めることになれば、他にも必要な日本語
ソフトとかが出てきそうだし、どうせ帰国するのなら、いっそのこと日本語版を買って
しまった方が無難かなあなんて・・・。

ただ、これまでも何度か書いているように、うちはふたりとも救いようのないパソコン
音痴。出せる資金もたかが知れているし、大容量のパソコンには逆立ちしても手が
届きそうにありません。

それなのに、聞くところによれば、VistaはXPよりさらに使用容量が増えたとか。
翻って、今使ってる傷だらけの私の愛機はと言えば、いまだMEヴァージョンのまま。

今のより二代も新しい出来立てほやほやの新ソフトを前に右往左往するより、とっつき
易く、残量にも余裕があるXP板を買う方が、経済的にも精神的にも楽なのではないか
なんて思ったりもするわけです。

問題は、日本で、XPヴァージョンがまだ販売されているのかと言うこと。
ネットで調べた限りではかなり難しそうですね。