Yokusia の問はず語り

写真担当: Olympus E-400 / Panasonic FZ5

その後の車騒動

2007-04-22 | Weblog
↑春なのに紅葉?

2007年4月22日(日)

フランスは今日、大統領選なのですが、外人の私は部外者なので、前回の車騒動の続き。

車が届いた月曜日、とりあえず、近所の教習所に予約を入れ、翌々日の水曜日、正午から
一時間、乗ることに。バカンスで予約が殺到しているらしく、これ以後は5月9日まですべて
満員。この日、予約が取れただけでもラッキーでした。何しろこっちは、免許を取得して以来、
ずっとペーパーで通してきて、二年前、こっちで二十回くらい教習に通ったきり。

それでも、少し前にやったのだからと軽い気持ちで臨んだのだけど、サイドミラーのあわせ方
から、ギアの入れ方、アクセルのふかし方まで見事に忘れていて、半クラッチが上手くいかず、
急発進したり、左折(右側通行です。念のため)の時、ロータリーに気づかず、そのまま曲がり
そうになったり、とにかくめちゃくちゃでした。前の時、教官の指示つきなら、高速も走れるくらい
上達したのに、たった二年間でこんなに忘れてしまうなんて。

意気消沈して帰途に着きましたが、この日、お茶に招待していた知り合いが、幸い、とても
いい人で、私たちの車でガソリンスタンドまで行き、満タンにしてくれた上、私が練習がてら、
相棒を駅に送る時、一緒に同乗し、運転時の注意事項を、わかりやすい言葉で説明してくれ
ました。彼女はすごく落ち着いていて、教え方も、教官よりずっと上手かったくらい。

うちは、入り組んだ細い道に面しているから、車庫入れ(というより、今はまだ「庭入れ」)が
すごく難しい。それなのに、駅から帰ると、車を路上に泊めたまま、彼女とうちで夕食を食べ、
その後は夜の十一時まで長話をしていたから、ようやく外に出た時には、辺りは真っ暗。
庭入れは彼女にお願いすることになりました。

翌日は一休みして、金曜日は車を出し入れする練習に従事。半クラッチにも慣れ、車の感触
もつかめてきた(とは言っても、この日、使ったのはファーストギアだけ!)ので、昨日は意気
揚々と路上へ発進。ところが、少しスピードを緩めただけで、後ろから嫌がらせのクラクション
が鳴らされる。それも、「ぷーぷー」程度じゃなく、「ビーーー」とこれ見よがしに鳴らす可愛気
のないもの。確かに私はトロイけど、そんなに嫌味ったらしく鳴らさなくたって。あまりにひどい
から、こっちからも鳴らし返してやろうと思ったくらい。本当、イライラするなあ。

幸先が悪かったせいか、この日はこの後も色々あって踏んだり蹴ったり。今日は、その分、
いいことがあるといいんだけど。

マイカーデビュー

2007-04-16 | Weblog
↑Kangoo(Renaut)この雄姿(?)を見よ!

2007年4月16日(月)

今日、マイカーがうちに来ました。一週間早い誕生日プレゼントと書きたいとこだけど、必要に
迫られてというのが正直なところ。うちの場合、困るのはお互いの弱点が同じなこと。一緒に
住む前は、ふたりなら、風邪ひいた時、楽だろうなとか期待してたのに、同時に寝込むから、
結局、ふたりで、ふらふらしながら、家事をやることになるし、車にしても、典型的なペーパー
ドライバーの私は相手に期待してたのに、なんと向こうは免許すらない。筆記ではなく、実技
でつまずいたというとこまで、私とまったく同じ。

検定に5回失敗して、あきらめたらしいけど、これは単に日仏のシステムが違うからで、普通
にやればまず落ちないと言われた大甘の教習所で、10回以上もつまずいた私と実質は似た
ようなもの。

日本の場合、実技は教習所で、国の検定試験は筆記だけだから、私みたいな頭でっかちに
は楽なんだけど、フランスは逆。だから、どうしても実技に強い人が有利になる。
(こっちの方が現実的だけど)

それに私の頃は、まだ高速教習もなかったし、試験のコースを全部覚えて、道順は自分で
決めるなんていうのもなく、ただ教官の指図を待てばよかった。ギアだって、私の記憶違い
でなければ、3段階しかなく、こっちで5段階のギアを見てびっくりした。最近、日本で免許を
取った若い友人の話を聞きながら思った。今ならきっと受からなかっただろうなあって。

フランスでは、車を配達(?)してくれないから、購入者が取りに行くことになるのだけど、私の
運転能力では、デフォンスからうちまで車で帰るなんて、とうてい無理。結局、隣のおじさんが、
代わりに乗ってくれることになった。もちろん私たちも同乗して。

無事、うちに着き、新築の車庫(古いガレージは物置と化した)に入れてみると、広さはぎり
ぎりだし、車高が高いから、屋根にラジオのアンテナがあたってしまう。とりあえず、なくても
聴けるので、本当に必要な時以外はアンテナを外すことにした。



この車、望遠鏡が入ればいいというとんでもない尺度で相棒が選んだのだけど、車庫は、
車を買ってから作るべきだったのかも。入るには入るけど、寸法がぴったり過ぎて不安。
この分じゃ、一週間も経たないうちに擦り傷だらけになりそう。サイドミラーが割れたりする
のだけは、勘弁して欲しいなあ。

鴨の親子失敗作

2007-04-15 | Weblog

せっかく鴨の親子がいたのに、遠いのと暗いのでぶれまくり。
はっきりしない部分は、皆さんの想像で補ってください。

初スズラン

2007-04-15 | Weblog
↑早咲きの上、なぜか上を向いて咲いているひねくれ者のスズラン

2007年4月15日(日)

フランスでは、五月一日のメーデーの日、身近な人にスズランを贈る習慣があります。
夕方、近所の丘を相棒と歩いていたら、スズランの密集地帯に、偶然、ぶつかりました。
まだ時期尚早だというのに、咲きかけのものや、すでに咲いているものまであります。
これも、暖冬の影響でしょうか。

「偶然」と言っても、知らなかったのは私たちだけだったようで、周りには、つぼみの
膨らんだスズランを手にいっぱい抱えている人たちがたくさんいました。聞けば、その
まま持ち帰り、花瓶に挿して開花を待つとか。

ハサミで根元から摘み取ってしまうのが、ちょっと可愛そうでした。私なら、シャベルで
根っこから引っこ抜いて、庭に植えるのになあ。


【追記】

20日の金曜日、この丘を再訪したのですが 道すがら、スズランを何十株も手に抱えて
歩いている父子を見ました。腕から花が滑り落ちそうなくらいたくさん。あれだけの花を
うちに飾るとは思えないし、友達や家族にあげても、十分、余りそうな数。根っこは切って
あるから、庭に植えるわけにもいかないだろうし、きっと街頭で売るんだろうなあ。一株、
2ユーロくらいで。

メーデー用のスズランって、ちゃんと庭で栽培したものを売っているんだと思っていたから、
ちょっとショックでした。こんな状態で、少しでも開花しているものは根こそぎ持って行って
しまうから、写真もぜんぜん取れなかったし。

五月一日を過ぎるまで、残りのスズランが蕾をつけないことを祈ります。これまで、メーデー
には必ず、スズランを買っていたのだけど、これを見たら興ざめしてしまいました。もう街頭
の花を買うことはないでしょう。
早熟なのが必ずしもいいわけではない、と言うのは花も同じなんですね。

春の小花特集 7 庭編

2007-04-14 | Weblog

最後はピンク。直径一センチ弱のこの花が、何だか大きく見えます。
(他のブログで知りましたが、どうもムラサキカタバミという名前のようです。)

(注)写真を一枚、削除したので、Tarzanさんのコメントと内容がずれてしまいました。
ここにある4-6枚目と言う記述は、実際には5枚目と6枚目を指しています。
あしからず。

春の小花特集 4 庭編

2007-04-14 | Weblog
↑風が強かったので手で押さえて撮影。この花、タネツケバナというそうです。
(Tarzanさん、花の名前、ありがとうございました。)

春の小花特集 1 アルザスのハコベ

2007-04-14 | Weblog
↑この写真はアルザスで撮ったもの。横に見えるのは私の足 

2007年4月14日(土)

このところ、本当に暖かくて春らしい陽気が続いています。
今はイースター休み(もう終わってる人もいるけど)なので、人々もまだ、のんびり気分。
もうすぐ大統領選なのに(笑)小鳥のさえずりもひっきりなしに聞こえるけど、警戒して
いるのか、なかなか姿を見せてくれません。鳥の写真、もっと撮りたいんだけどなぁ。

その代用と言うわけではないけれど、最近、庭の小花についつい目が行きます。
眼鏡をかけないと見落としそうな、直径一ミリくらいの小っちゃい花々。

休暇中のまったりムードで生真面目な文章を書く気分ではないし、似たような写真ばかり
で申し訳ないのですが、今回は春の小花特集でいくことにします。