Yokusia の問はず語り

写真担当: Olympus E-400 / Panasonic FZ5

クリスマス休暇

2007-12-19 | Weblog
「王様のガレット」も、もう店頭に並び始めました 


2007年12月19日(水)

イヴまで一週間を切ったところで、ようやく予定が決まりました。
今回、訪れるのは、フランス側のカタロニア地方にあるPrades(プラド)という街で、宿泊地は、
ここからさらに2キロほど離れたRia-Sirach(リア・スィラック(?))という小さな村。

プラドでは、夏場、音楽フェスティバルがあり、ツーリストもかなり多いようですが、幸い、この
時期は、あまり人が入らないらしく、クリスマスからお正月まで、ずっと同じ宿に泊まれること
になりました。

最初、宿にかけたときは留守だったので、ここの女主であるおばさん(おばあさん?)の携帯
に直接かけたのですが、南仏特有のアクセントに加え、周りが騒がしく、おばさんの耳も少し
遠かったので、正直なとこ、かなりぶっきらぼうな印象を受けました。

ところが翌朝、家の電話にかけ直したところ、実はとても気さくで、面倒見のいい性格である
ことが判明。「昨夜はごめんなさいねぇー。ぜんぜん聞こえてなくて、それで、あんな言い方に
なっちゃったのよー」と言うのが本人の弁。

イヴ到着ということで、お店と食事が一番心配だったのですが、その話をすると、「心配しないで。
私の行きつけの小さいレストランもあるし、街に出れば、ほかにもたくさんあるから・・・。予約?
大丈夫よぉ、朝早いんだし・・・。宿に着いたらすぐ、レストランの手配、手伝ってあげる。」
ああ、なんて温かいお言葉。これなら、路頭に迷うことはなさそうです。

その上、うちの相棒の名前を聞くと、「Fr?それならうちの主人と同じだわ。もう亡くなったけど・・・。
覚えやすくて助かるわぁ・・・。」

手配が一段落した後、相棒がボソッと一言。
「これで今日から安眠できる・・・」



宿泊先も決まり、チケットも無事、手に入ったので、後は目的地に向かうのみ。
相棒の都合で木曜日(21日)は早すぎ、金曜日はすでに完売、ということで、結局、イヴイヴの
日曜日に出発。パリ・オーステリッツ駅から夜行でペルピニョンまで行き、そこから更にローカル
線でプラドへ向かいます。

おばさんが迎えに来てくれるとの事なので、あとは車で宿に直行。
民宿リストに「カタロニア語OK」とあるのが、いかにもこの地方らしいですね。

去年のクリスマスと新年もこの近くで過ごしたのですが、前回は海、今回は山岳地帯が中心。
ローカル線を使えば、かなり標高の高いところまで行けるようで、雪も見られるし、カントリースキー
もできる可能性大とか・・・。

その上、今回は移動がないので、多少、大荷物になっても大丈夫。
三脚と双眼鏡を持っていけば田舎で天体観測ができる・・・とうきうき顔の相棒。
私は私で、コンデジと一眼、どっちを持って行こうか悩んでいたのですが、せっかくなので、両方、
持って行くことに決めました。ハイキングはコンデジ、街撮りは一眼、という形で使い分けるつもり。
明日、予備用のコンパクトフラッシュを買いに行かないと・・・。

そうそう、ハリネズミ君の行く末ですが、留守の間、お隣さんが世話をしてくれることになりました。
動物好きの娘さんのお陰で、すでにウサギが七匹もいるので、安心して任せられます。
旅行の前日、餌をつけてお願いに行くつもり。ウサギ肉入りを買わないよう、注意しなきゃ・・・。