一番苦手なのは、子持ちの中年女性との会話・・・と言っても、年齢的には私と変わらないの
ですが・・・。とにかく現実どっぷり、家庭どっぷり。出る話題と言えば、子育て、買い物、夫の
愚痴くらいのもの。笑いも何もあったものじゃありません。クラクフでは、話が単調になりがちな
時、冗談を混ぜたり、話題を変えたりして、会話をリフレッシュしようという心遣いが見られたの
ですが、ここではそれすらなし。どうも勝手が違います。「君子危うきに近寄らず」と言う言葉は、
こういう時のためにあるんじゃないかと思うくらい。
例を挙げると:
1.その日の予定をひたすらしゃべり続ける女性
「今日は郵便局に行って、○○さんと○○さん(もちろん、私の知らない人)に手紙を出して、
その後、買い出しに行って、~と~を買って、それから、駅に行って、○○行きの切符を買って・・・、
あっ、親戚の子供にプレゼントも買わないと・・・」と言う具合に延々と続きます。
私、電子手帳じゃないんだけど・・・。
2.子供だけで頭が一杯の女性
子供の話だけなら問題ないのですが、それを他人にまで押し付ける人。
うちの近所にこのタイプが一人いて、道で会うと、○○の一つ覚えのように、「あなた、まだ子供
作らないの?作ればいいのに。子供っていいわよぉ。私、子供なしの生活なんて考えられない。
ぜったい作るべきよ。」別に、こっちだって、わざと作らないわけじゃないんですけどね。この人、
最初に会った時、「可愛いお子さんですね」って言ったら、「でっしょ~!」でも、子連れの女性を
見たら、普通、誰でも、このくらいのお愛想は言うのではないでしょうか。
3.やたら一緒に買い物に行きたがる人。
この手の人がまず切り出すのは決まって買い物の話題。初対面でこれをやられたときは、正直、
焦りました。「行きつけのお店はどこ?××スーパー?○○マーケットにすればいいのに。えっ、
行ったことないの?じゃあ、今度、一緒に行きましょうよ。広くて楽しいわよぉ。」買い物フレンドや
トイレットフレンドを作る趣味はないので、ジャパニーズスマイルでやんわり撃退しましたが、もう、
ウンザリ・・・。
これじゃあ、フランス語を勉強する意欲も失せますよね。