昨日の午後から雨が降り始め、夕方は豪雨注意報が出るほどの
激しい雨でした。
今日は降っていませんが、寒くて3月下旬の気温だそうです。
昨日降り出す前にちょこっと歩いてみました。
うちから20mほどの小さな倉庫のような建物が、珍しく開いています。
何とそこに山のような貝が置いてあり、若い男性がいました。
「わー、すごい。ハマグリですか?」
「ハマグリに似てるけどホンビノスという貝なんですよ」
「あー、知ってます。江戸川で採れるんですか?」
「江戸川でも採れるけど、そこから海に出た所で採って来たんです。」
こうして大きな網目に乗せてふるって、大きさの選別をするんですね。
食べ方はハマグリと同じだそうです。
北米の大西洋側に分布するのですが、1998年に千葉県の幕張海岸で発見され、
2000年以降は船橋市、市川市をはじめ、東京湾で多量に収穫されるようになったそうです。
外来種でもアサリなどとは生育環境が違うので、東京湾の新しい食材として期待されているとか。
通年収穫でき、味も良い、値段も安い(アサリやハマグリの半値以下)そうです。
「ホンビノス貝の発見と隆盛は“船橋のゴールドラッシュ”です」とは船橋の水産業者さんの言葉。
「千葉県は、2017年度の「千葉ブランド水産物」に、市川、船橋両市の沖の三番瀬で取れる
ホンビノス貝を新たに認定した。外来種で認められるのは初めて。」
だそうです。
もしスーパーなどでホンビノス貝を見たら、是非一度お試しください。