ス－ツにリュックは、あり。

「スーツにリュックはない」

わたくし、長年そのような固定概念により、サラリ－マン生活30年間、
どんなに重かろうが革の手提げ鞄を代々購入。
さらに、付属する肩掛けの紐も取り外し、一度も使わない念の入れようでした。

しかし最近、
健康のための朝ジョギングに加え、始めた帰宅途中のウォ－キング。
駅ビルのベンチで軽いスポ－ツシュ-ズに履き替え、歩きながら思いました。

「手提げ鞄って邪魔じゃん」


浦島太郎は、30年の眠りから覚めたのです。
「手提げ鞄にこだわるなんて時代遅れ？俺もリュック族に転向しよう。」

改めて周りを見れば、サラリ-マンの半数はリュックを背負ってます。
おじさんの少し変色した使用感たっぷりの黒リュックは別にして（これが僕の今までのイメ-ジ）、
若い人は、お洒落でカッコいいのしょってるじゃん。

おじさんでも気を遣ってる人も結構いるぞ。ふむふむ。

リサ－チ後は、善は急げ。
鞄屋さんをぐるぐる回り気に入ったのを見つけました。


あら～楽ちん。
弁当もシュ-ズもすっぽり入って、両手が空くのって最高。

それに値段は革の鞄とそんなに変わらない。
何げに皆さん良いもの使ってたのね。完全に偏見でした。


「それは、あなたが年取って楽したくなったのよ」
なんてことは、身も蓋も無いので言わないでください。

今僕は少し時代に追いついた気分で、すたすたご機嫌で歩いてるのですから。