心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

長男の誕生日

2018年08月06日 | 子ども
長男の誕生日を祝いました。

22歳。
月日が経つのは早いものです。


小さい頃は、よく熱を出すので気が気じゃありませんでした。(男の子はね~)
「ひきつけ」を起こして、救急車で運ばれたこともあります。(二回もね)

ひきつけを起こすと、病院で脳波の検査をするわけですが、
「ご子息は脳波が少し特殊です。定期的に測りましょう。」
と専門の先生に言われ、幼児にはつらい検査にしばらく通いました。


ある日、その先生が不在のときに院長先生の問診を受けた際、
「脳波って正直よくわからないんです。これは貴重なデータです。」
とサンプルになってることが判明。

毎回、心の中に不安を抱えていた私たちは「ふざけるな」とそれ以来やめました。
息子は、その後も至って健康。頭だって悪くありません。


小学校では、気の小ささと体の細さが災いして、いじめっ子に目をつけられました。
ある日、お腹を蹴られて帰ってきたときは、奥さんがそのこの家に乗り込み、
両親が見ている前で「お腹破裂したら死ぬんだよ!絶対やっちゃいけないことだ!謝りなさい!!」
号泣する親子に平謝りさせたそうです。
その後息子の友達の間では「○○の母ちゃんはおっかない」と評判になりました。


中学では、水泳部で万年補欠でした。
でも、真面目にやり続けたおかげで、細マッチョは今でも維持されています。

高校受験は良いところを狙ってコケました。
代わりに行った私立高校では、親友というほどの友達もできず、
「大学生になったら好きな事をするから、それまで頑張る」と勉強ばかりしていました。


大学受験も1年目はコケました。上を狙いすぎました。
浪人時代は、体のリズムを崩さないように、午前中ス-パ-で働いて午後から夜遅くまで塾に通っていました。この経験で今でも働くことが苦ではないようです。


そして、晴れて大学生になった彼は、まさに「はじけ」ました。殆ど家にいません。
すぐさま同じ学部の友達をたくさん作り、週末には一人暮らしの友達のうちに泊まり歩いてました。
また、海外ボランティアでは、代表をつとめ東南アジアに4回も行きました。
女の子の友達も多いようです。「ほんと楽しいよ」と長男。
青春してます。


僕も心底「楽しそうでほんとに良かったなぁ~」と思います。

いま、大学三年の彼は、就活で色々な企業のインタ-ンに参加しています。

ス-ツ上下で出かける息子の後ろ姿を見て思います、
あと、もう少しで「一丁あがり」と。
コメント (8)
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