キハ５８系の急行「はんだ号」

　ＪＲ九州では大分車両センターに所属するキハ５８系を用いて、今年の２月から
　復活！急行列車
　を運行しています。その一環として先日に大分→門司港間で急行「はんだ」が運行され、その列車を撮影してきました。大分のキハ５８系は２００９年１１月までにトロッコ列車の「ＴＯＲＯ－Ｑ」に用いられていた車両で、運行終了後に国鉄色に復元され、「復活！急行列車」として運行されています。

　キハ５８－５６９
　です。ＪＲ九州では２両残存するキハ５８系の１両です。車内はリクライニングシートに取り換えられています。
　国鉄色のキハ５８系はＪＲ西日本もいますが、現在の国鉄色の車両は全て復元したものである事を考えると・・・。っていうか、純粋に国鉄色を維持した車両はもういないんだ・・・。

　キハ６５－３６
　です。このキハ６５－３６はオリジナルで残る最後の車両で、他は全てＪＲ西日本の改造車となっています。元々、ＪＲ四国から購入したものです。

　急行「はんだ」の運転にあたって
　ヘッドマーク
　が用意されています。運転にあたって用意されたものだと思いますが、現役当時はどんなものだったのでしょうね・・・。

　側面に掲示された
　サボ
　です。大分始発であるものの、かっての急行「はんだ」のルートを忠実に辿っていることになりますね。それにしても、なかなか凝った演出ですね。

　しかし、キハ５８－５６９＋キハ６５－３６は今年の８月に車検が切れ、
　廃車
　される予定だそうです。そもそも、「復活！急行列車」は車検が切れる８月までの運行になっているんやし・・・。それにしても、またキハ５８系が無くなるのは悲しいですね。
　２年前に最後の九州色のキハ５８系だったキハ５８－７１６＋キハ２８－２４４４のビアトレインを追いかけたのが懐かしい・・・。