9月1日より高崎線にE233系が投入されるとアナウンスされています。これは高崎線と宇都宮線で活躍している211系が置き換えられえる事を意味してています。211系が置き換えられることにより、首都圏の普通列車のグリーン車から
平屋グリーン車
が消滅危機にある事を意味しています。
高崎車両センター所属の211系のグリーン車の組成は大きく分けて3つあります。サロ211形+サロ212形(6編成)、サロ210形+サロ213形(6編成)、サロ212形+サロ213形(5編成)の3パターンで、平屋グリーン車はサロ210・211形なので12編成が平屋+2階建てという形になります。
グリーン車は前身の1・2等車時代から平屋でしたが、JR化以降に定員増強のために2階建てが採用され、113系でも連結され、平屋+2階建てが一般的になりました。しかし、E231系から2両とも2階建てとなり、置換えの進展により、平屋グリーン車が徐々に消えていき、気づけばサロ210・211形のみとなってしまいました。
平屋グリーン車は1985年に211系が登場したと同時に投入されたもので、東海道本線に投入されていました。当時は2階建て車がいなかったので、当然の選択となります。東海道本線のE231系投入に伴う2階建て車への統一及び高崎線・宇都宮線へのグリーン車連結に合わせて1000番台化(寒冷地対応)高崎へ転属し、現在に至っています。
上がサロ210-1005、下がサロ211-1002です。平屋グリーン車はサロ210形とサロ211形がありますが、両者の違いは乗務員室とトイレの有無です。サロ210形が乗務員室付き、サロ211形がトイレ付となります。従って、連結されている2階建て車も設備に応じて異なっています。
元々はサロ210形とサロ211形とペアを組んで運用していましたが、2階建て車投入に伴い、ばらされました。ただ、平屋グリーン車は5号車と定められたため、4号車に連結されていたサロ210形は方転改造を受けています。
平屋グリーン車の車内です。狭幅の窓に手すりのついた座席がずらりと並ぶという普通列車用らしい特徴となっています。荷棚の下にスイカのリーダが付いているものの、基本的に変わっていません。しかも、ドアも手動です。シートカバーはE231系とE233系と同じ薄いものになっていますね。
窓は基本的に固定窓ですが、一部の窓は窓を下げる事によって開閉可能になっています
サロ210形の乗務員室側から見たものです。デッキは車端部にあるため、乗務員室はデッキと客室の間にあります。何か、特急列車と同じ雰囲気ですね・・・。
普通車から見たグリーン車です。高崎所属の211系ではグリーン車連結に伴う編成組み換えで先頭車の間にグリーン車を挟むという形になったため、そのようになったんですね・・・。
平屋グリーン車の車端部です。極端に寄ったデッキも普通列車用ならでの独特の雰囲気ですね。
2階建てグリーン車のサロ212形です。211系の置き換えによってサロ212・213形も消えてしまう事になります。E231・233系のグリーン車と比べると、カーテンが横引き式、読書灯付き、比較的明るい車内ということもあり、豪華な感じがします。
こちらはオール2階建ての編成で、5編成がいます。オール2階建ての編成はに組み込まれているグリーン車は全てサロ124・125形から改造車ですが、車両によっては帯の位置が異なっています。
以上です。平屋グリーン車が消滅すると、普通列車において広々としたグリーン車で過ごすことはできなくなってしまいますね・・・。
平屋グリーン車
が消滅危機にある事を意味しています。
高崎車両センター所属の211系のグリーン車の組成は大きく分けて3つあります。サロ211形+サロ212形(6編成)、サロ210形+サロ213形(6編成)、サロ212形+サロ213形(5編成)の3パターンで、平屋グリーン車はサロ210・211形なので12編成が平屋+2階建てという形になります。
グリーン車は前身の1・2等車時代から平屋でしたが、JR化以降に定員増強のために2階建てが採用され、113系でも連結され、平屋+2階建てが一般的になりました。しかし、E231系から2両とも2階建てとなり、置換えの進展により、平屋グリーン車が徐々に消えていき、気づけばサロ210・211形のみとなってしまいました。
平屋グリーン車は1985年に211系が登場したと同時に投入されたもので、東海道本線に投入されていました。当時は2階建て車がいなかったので、当然の選択となります。東海道本線のE231系投入に伴う2階建て車への統一及び高崎線・宇都宮線へのグリーン車連結に合わせて1000番台化(寒冷地対応)高崎へ転属し、現在に至っています。
上がサロ210-1005、下がサロ211-1002です。平屋グリーン車はサロ210形とサロ211形がありますが、両者の違いは乗務員室とトイレの有無です。サロ210形が乗務員室付き、サロ211形がトイレ付となります。従って、連結されている2階建て車も設備に応じて異なっています。
元々はサロ210形とサロ211形とペアを組んで運用していましたが、2階建て車投入に伴い、ばらされました。ただ、平屋グリーン車は5号車と定められたため、4号車に連結されていたサロ210形は方転改造を受けています。
平屋グリーン車の車内です。狭幅の窓に手すりのついた座席がずらりと並ぶという普通列車用らしい特徴となっています。荷棚の下にスイカのリーダが付いているものの、基本的に変わっていません。しかも、ドアも手動です。シートカバーはE231系とE233系と同じ薄いものになっていますね。
窓は基本的に固定窓ですが、一部の窓は窓を下げる事によって開閉可能になっています
サロ210形の乗務員室側から見たものです。デッキは車端部にあるため、乗務員室はデッキと客室の間にあります。何か、特急列車と同じ雰囲気ですね・・・。
普通車から見たグリーン車です。高崎所属の211系ではグリーン車連結に伴う編成組み換えで先頭車の間にグリーン車を挟むという形になったため、そのようになったんですね・・・。
平屋グリーン車の車端部です。極端に寄ったデッキも普通列車用ならでの独特の雰囲気ですね。
2階建てグリーン車のサロ212形です。211系の置き換えによってサロ212・213形も消えてしまう事になります。E231・233系のグリーン車と比べると、カーテンが横引き式、読書灯付き、比較的明るい車内ということもあり、豪華な感じがします。
こちらはオール2階建ての編成で、5編成がいます。オール2階建ての編成はに組み込まれているグリーン車は全てサロ124・125形から改造車ですが、車両によっては帯の位置が異なっています。
以上です。平屋グリーン車が消滅すると、普通列車において広々としたグリーン車で過ごすことはできなくなってしまいますね・・・。
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