斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

西工ワンステ最終グループ続々 & 西鉄あれこれ

2010年07月21日 22時05分51秒 | バス
 西工は8月末を持って生産が終了されますが、西工の親会社である西鉄では西工の
 最終グループ
 が5月頃より続々と納車されています。最終グループとはいえ、特に変わった点はなく、2009年度車とは特に変わっていません。


 福岡地区の各営業所へ投入が進んでいる2010年式のRAワンステです。毎年大量投入が進む標準車両ですが、こんな姿もここで最後になります。
 番号は
 6101~
 となっています。登録ナンバーの福岡200かが2000を突破しているので、区別点はそこになりますね。写真は早良に入った6160(福岡200か2035)です。


 こちらは北九州地区に入った2010年式のRAワンステです。福岡地区とは同一仕様ですが、車いすマークの違いだけです。写真の車両は八幡に入った6138(北九州200か 628)です。
 写真の車両では側面行先表示器の下に日本バス協会のシールが貼られているんですが、そのシールは福岡地区の車両には貼られていません。子会社が貼っていて、親会社がなしとはどういう事なんやろ?


 写真の車両は雑餉隈に入った6205(福岡200か2094)です。2010年度投入車も既に100台を超え、6200台に突入しています。しかし、西工はおそらく6200で打ち止めになると思います・・・。


 西工の最終グループは
 高速車
 にも投入されており、いつものB高も結構な数が入っています。近距離高速バスの顔だったB型の高速車ももう投入されなくなってしまうんですね・・・。というか、路線顔の高速車が出始めたのも西工がきっかけなんやけどね・・・。


 話は変わり、2009年に初投入された
 ブルーリボンシティハイブリッド
 が2010年に入って2台が増備されています。増備車は8015と8016ですが、登録ナンバーは福岡200か2008、2009になっています。増備車も桧原に投入され、油山(急行)線に投入されています。油山(急行)線は博多交通センター発着の路線なので、ブルーリボンシティハイブリッドが博多駅に姿を現すようになりました。


 2009年に入った
 レインボーⅡ
 です。西鉄に西工以外の路線車が入るのは珍しく、エルガミオ顔の車両が走るだけでも違和感に感じます。レインボーⅡは4台が入りましたが、撮影時は100円バスに入っていました。西工の生産終了後はこの様なタイプが増殖する事も考えられますね・・・。


 福岡地区で最古参にあたる
 1991年式
 の8609(福岡22か4668)です。もう19年選手が福岡都市のど真ん中を走っている事を考えるだけでも驚きです・・・。というか、2004年当時は1985年式が現役で福岡市内を走っていたのだから、西鉄は長く使う傾向あるようです。さすがにP代はいなくなったようですが・・・。


 西鉄全体でも2台しかいない
 UAノンステ
 です。2005年式ですが、この時のUAワンステはビルトインクーラーが標準でしたが、このノンステだけ屋根上にデンソー製のクーラーが載っており、中扉が引戸である事から、西鉄にしては珍しく標準仕様になっています。しかも、T字窓のノンステは珍しいですよね・・・。


 こちらは西鉄でたったの1台しかいない
 RAノンステ
 です。2006年に1台入っただけです。デンソーのクーラーを載せたRAワンステが大量にいるというのにノンステだけはどこを探しても写真の1台のみです。やはり、T字窓は外せないようですな・・・。社番は9488(北九州200か 389)です。

 西工の製造終了後の西鉄の車両の動向ですが、色んな憶測が流れているようです。まあ、ポスト新長期規制適合車から純正車体で入る事は間違いありませんね・・・。もはや、西鉄=西工という構図が成り立たなくなる事に慣れるのに何年かかるやろうな・・・。


 P.S. 本日、A-1913が朝に中体連輸送、そして夜間に一般路線に入ったりと大活躍な状態やった。

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