斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

亀崎駅

2015年02月13日 22時06分13秒 | 鉄道
 亀崎駅
 は愛知県半田市にある武豊線の駅で、大府から5駅目にあります。そんな亀崎駅をレポートします。


 亀崎駅は島式ホーム1面を持つ交換可能駅です。かっては貨物取扱を行っていたということもあり、側線跡が見られます。武豊線では来月に電化開業が予定されており、そのために架線柱などが建っています。


 駅標です。


 亀崎駅でポイントとなるのが
 日本最古の駅舎
 です。亀崎駅は1886年に開業しましたが、その時に建設された駅舎が現存しているといわれています。ただ、一度火災に遭い、それに伴って再建されたとも言われています。もしも、焼失したとなれば、日本最古の駅舎出なくなるのですが、火災があったのは明治時代だそうで、再建したとしても明治時代に建設されたものであることは変わりありません。



 駅舎をよく見ると、明治時代らしい構造がいくつか見られます。木材の支え方とか・・・。建設されてから100年以上たっていますが、いくつかの工事が加えられながらも現役で使われている事は凄いに値します。


 ホームから見た駅舎です。やや小ぢんまりとした1階建てですが、明治時代にすればこれが当たり前だったのでしょうね・・・。




 改札口です。亀崎駅はかって有人駅で下が、2013年に集中旅客サービスシステムの導入に伴い、無人化されました。その代わりICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されています。無人化する前はみどりの窓口が設置された有人駅(委託駅)だったようです。窓口などには板で塞がれています。
 集中旅客サービスシステムって、名鉄で導入されている駅集中管理方式と同じですね・・・。


 改札口には構内案内図及び音声案内が置かれていました。これはどうやら最近設置されたもののようです・・・。




 こちらは2014年に設置された
 エレベータ
 です。亀崎駅は島式ホームですが、駅舎とは跨線橋でつながっており、バリアフリーに対応できていない状態でした。そのため、バリアフリー化にあたってエレベータを設置し、専用の通路も設けられています。エレベータは駅舎付近に設けられたため、景観を考慮して駅舎にほぼ同化したようなデザインでまとめている事がポイントです。ただ、中は近代的ですが・・・。



 こちらは跨線橋です。階段のみでバリアフリーには対応していません。外観からして構造的にエレベータを付ける事が出来ない状態のようで、別の場所に設けたわけなんですね・・・。


 亀崎駅前の交差点です。駅舎を出ると、小さな広場があり、それを通りすぎると上り坂があり、それを上ると交差点があります。こういうことから亀崎駅は切通しの中にあるということになりますね・・・。



 知多バスの
 亀崎駅前バス停
 です。知多バスの亀崎線が通っています。亀崎線は知多半田駅から乙川駅・亀崎駅を経由して亀崎県社前を結ぶ路線です。ただ、駅広場は狭いため、バスは交差点を直進した道路上に設けられたバス停にて発着しています。そのため、駅から少し歩く必要があります。

 以上です。


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