斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

2つのタイプがある785系

2008年09月15日 05時09分20秒 | 鉄道
 「スーパーカムイ」と「すずらん」で活躍する785系の編成には
 2つのタイプ
 があります。1つは中間に先頭車が入らない綺麗な編成、もう一つは中間に先頭車が組み込まれた編成です。これらは2002年にuシート車連結に伴う編成組み替えに伴って2形態が現れることになりました。
 元々、785系は基本編成として4両編成、そして付属編成として2両編成の2タイプが新製されました。両方とも5編成が投入されたのですが、付属編成は基本編成に増結したり、付属編成同士で4両編成を組んで走るなど、臨機応変に使われていました。しかし、uシートの組み込みに合わせて
 5両編成化
 されました。基本編成は中間にuシート車を増結したのですが、付属編成は2両編成なので、付属編成同士を連結した上で、uシート車を組み込んで5両編成化されました。それによって785系は2つのタイプが生まれたことになります。編成番号も元基本編成がNE-1~、元付属編成がNE-501~となっています。


 元付属編成のNE-501編成です。編成の組み替えによって中間に入った先頭車はスカートの撤去及び乗務員扉の閉塞などが行われ、簡易中間車化されました。ちなみに付属編成は5編成が投入されたのですが、編成から外れた1編成は保留車となっています。
 更に新たに増結されたuシート車もNE-1~のものとNE-501~のもので形態が異なります。NEー1~のものはモハ784形500番台でパンタグラフなどを装備する1M方式になっているに対し、NE-501~はモハ785形500番台でパンタグラフなどを持たない2M方式の車両となっています。どちらかといえば、パンタグラフの有無が区別点です。

 2タイプの785系は容易に区別がつくので、観察は面白いものです。

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