斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

ホームライナー鴻巣3号、ホームライナー古河3号

2010年03月03日 21時50分45秒 | 鉄道
 急行「能登」に充当される489系は能登の運用に入る前に
 ホームライナー
 に充当されます。489系が充当されるホームライナーは以下の通りです
  3973Mホームライナー鴻巣3号 上野18:40→鴻巣19:30
  3623Mホームライナー古河3号 上野21:03→古河22:05
 そんな489系のホームライナーに乗車しましたのでルポします。


 最初は
 ホームライナー鴻巣
 です。ホームライナー鴻巣は4本が運行され、このうち2番目の3号のみ489系が入ります。8番ホームから出発しますが、18:11ごろに回送として入線し、すぐに乗車扱いが始まります。


 側面行先表示には
 鴻巣
 のみ表示されます。種別もないので普通列車のような感覚です。ただ、ホームライナーは普通列車の一部ですから、無理もない話ですね・・・。


 ホームライナー鴻巣では
 1号車
 に乗車しました。1号車は能登の時はレディスカーとなり、拙者のような男性には乗れません。しかし、ホームライナーは整理券さえあれば何号車でも乗れるので、ホームライナーの時だけお構いなしです。といっても、雰囲気は普通車とあまり変わりません・・・。
 上野を出ると、浦和から降車扱いが始まり、客がどんどん降りて行き、終点の鴻巣に着いた時はガラガラな状態でした・・・。鴻巣からは回送となって上野に戻ります。といっても、回送には乗れないので、回送列車の後を追う968Mに乗って上野に戻ります。


 今度は
 ホームライナー古河
 です。ホームライナー古河は東北本線のホームライナーですが、新幹線が並行しているため、2本のみの運行です。489系はその2本目に充当されます。
 鴻巣からの回送がそのままホームライナー古河として折り返します。のりばはホームライナー鴻巣と同じ8番のりばです。


 側面行先表示は
 古河
 のみ表示されます。鴻巣と同じく単純な表示です。
 ホームライナー古河ではラウンジに座りました。最初からラウンジに座る乗客がいて、いずれもアルコール類を飲んでいました。普通の座席に座るよりラウンジに座って盛り上がったほうがよいという考えを持つ人がいるようです・・・。
 ホームライナー古河では最初の停車駅である浦和で下車しました。


 ホームライナーの整理券は8番ホームにある
 券売機
 で購入する形をとります。首都圏はみんなこの方式ですが、号車の割り当ては特になく、グリーン車から普通車までどこでも座れます。ただ、グリーン車には人気があるため、すぐに埋まります。


 ホームライナーの
 整理券
 です。自動券売機で発券されたものなので通常の切符に印字されたものになっています。ホームライナーの名称と発車時刻が書かれています。
 JR西日本のホームライナーは常備券で、駅によって割り当てが決まっているので、それなりの違いがありますね・・・。


 ホームライナーでは乗車口が決まっており、駅員が手動ドアを開け、切符を拝見した上で中に入る仕組みになっています。尚、489系の場合は4号車と2号車が乗車口として指定されているようです。


 前面の愛称表示には単に
 ホームライナー
 のみと表示されています。これは能登の表示の上にかぶせるかたちで取り付けられています。これはポンネット車ならでの出来事ですね。因みにホームライナー表示は古河からの回送が上野に着き、急行「能登」として折り返す時にホームライナーの板を取り外します。それと同時に車内の整備も行われます。

 急行「能登」の廃止により、ホームライナーに489系が入る事が無くなることが確実となっています。しかし、489系のホームライナーはポンネット車である事と首都圏のホームライナーにJR西日本の車両が入るといった珍しいケースが含まれているのです。それだけに急行「能登」の廃止はホームライナーまで影響が及んでいるということになりますね。

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