斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

糸魚川バスのKK・KL代大型ショート車

2010年03月02日 23時05分54秒 | バス
 糸魚川駅を中心にエリアを持つ
 糸魚川バス
 という事業者があります。糸魚川バスは頚城自動車の糸魚川営業所を分離した地域子会社です。その糸魚川バスには3種類のKK・KL代の大型ショート車が在籍しています(いずれもいすゞ車)。これらの3種類のKK・KL代の大型ショート車を紹介していきます。
 尚、頚城自動車グループは昔から大型ショート車を購入しており、本体から子会社まで幅広く富士5Eと富士7Eの大型ショート車が走っています。


 キュービックのツーステで、
 KK-LT333J1
 です。KK代ながらキュービック車体になっています。これは中型車が先にKK代に移行した関係で、中型車と同じエンジンを使う大型ショート車が車体のモデルチェンジを前に先にエンジンだけKK代に適合しています。つまり、エンジンと車体のモデルチェンジの時期がずれた関係で発生した形式なんです。リーフサス車はKK代ですが、エアサスはKL代となるそうです。


 こちらはエルガのワンステで、
 KL-LT233J2
 となります。糸魚川バスで初めてとなるワンステとして投入されています。頚城自動車グループでは低床化に合わせてほぼエルガミオで投入されているため、大型ショートのワンステはそれほど貴重な車両です。二人掛けシートを多用した郊外仕様になっています。


 こちらはエルガのツーステで、
 KL-LT233J2
 です。ワンステの後にツーステ車を入れたという驚きのケースです。しかも、エルガのツーステは少数派なので、大型ショート車を加えると、更に貴重な存在であることが分かります。それにしても、側面行先表示器がありませんね・・・(サボを使っています)。上のワンステと同じく二人掛けシートを多用しています。

 糸魚川バスではKK代のキュービック、エルガのツーステ、エルガのワンステと全国的に少数派を揃えてしまっているわけですが、大型ショート車を継続して投入しているからこそですね。しかし、その後の新車はエルガミオになっています。

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