アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

京都トレイル、出町柳から比叡山目指して その2 2024年7月26日

2024-07-30 10:03:04 | 夏の山歩き

京都トレイルへ出町柳からスタート その2

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京都トレイルはやっと山道になりました。しかしここは谷筋道で、無風状態のため蒸し風呂状態

です。やっと日蔭道になり、下からの照り返しもなくなったというのに。

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なになに、ここの熊はかなり狂暴やなあ。

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無風状態の谷道の登りははつらいなあ。息が上がらないように ゆっくり進みます。

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突然お地蔵さんが現れました。道中の安全をお祈りします。

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 しばらく進むと、突然神社が現れました。大山祇(おおやまつみ)神社と読めます。

山道の途中に突然こんな構造物が出てきたのか、びっくりします。資材はどうやって運んだ

のでしようか。

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西暦230年頃に九州物部王家は 再び東征を実施します。これが第二次東征です。

イニエ王は南下して各地で兵力を集めながら 南下します。そして南薩摩の阿多(南さつま市)で

地元の豪族(竹屋の守)の美して姫と出会います。それが阿多津姫です。

イニエ王は その姫とともに薩摩から日向へまわり そこで一時落ち着きます。

その姫は イニエ王の皇子を生みます。

 

阿多津姫は記紀では この花咲くや姫と名前を書き換えられます。また父親の竹屋の守は

神話の中の神 大山津身ノ神に替えられました。

阿多津姫が生んだその皇子がイクメ皇子です。後に東征で大和の大王となられたイクメ大王

(のちの贈り名を垂仁)です。

神職の祝詞に出てくる「日向の橘の小戸で禊給いし」 といわれたのがこのイクメ王です。

作り話の記紀が浸透された後 大山祇の神(大山津身の神)は各地で山を守る神として信仰され

大山祇神社が各地に建てられたようです。

※九州物部王家の第二次東征の詳しくは 別ブログの「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」

の第二のヒミコのまとめをご参照くださいませ。

yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html

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それからしばらく歩くと このややこしいポイントに来ました。

あとでわかりましたが どうもこのポイントで間違いして分岐を見落としていたようです。

京トレポールの地図を見ずに その下においてある標識に目が行きました。

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これを見ててっきりこちらだろうと左へ行きましたが、ここは分岐点で まっすぐの道も

あったのです。しかし結果的にはこちらのほうがよかったのです。

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この道をひたすら上り詰めると

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広場に出ましたた。

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標識を見ると ここは茶山だと書いてあります。まてよ、茶山は電車の駅だ。

この左下を走っている叡電の駅で この左手下に茶山駅があります。

そうか ここが名前の由来なのだ。

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そこからしばらく行くと 急角度で左へ曲がれという標識が出てきました。

京トレポールはありません。

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指示通り急角度で下へ下りると

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白幽子旧跡とありました。白幽子の説明看板がありますが、すり鉢の底のようなこの場所は

蒸し風呂状態で しかも説明を読んでいると蚊の大群に攻められて大変なので

途中で読むのをやめました。なんでもこの地に昔住んでいた仙人のような人らしいです。

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それから再び歩いて、石切り場の跡を通りすぎた後に

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突然何とか童子が現れました。かなり古いものらしく 童子を覆っている屋根は

かなり朽ち果てています。それからしばらく歩くと 次々に何とか童子が

出てこられました。

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それらの童子をいくつか過ぎると 道の前方に峠らしい明かりが見えてきました。

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その3へ続く

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京都トレイル、出町柳から比叡山目指して その1 2024年7月26日

2024-07-30 09:53:35 | 夏の山歩き

京都トレイルの続きを歩きたいのですが、肝心の地図をネットでダウンロードしても 

わざとぼかしてあるのか詳しい地図が 読めません。京都市はやることが汚いなあ。

地図を買えと言うのです。仕方ないので 近くの大垣書店伏見店へ 自転車で買いに行きました。

 

ほんま京都市はサービスが悪く横柄や。

ほっといても 観光客がドンドンやってきて金を落としていくから、まあ市の職員にサービス精神は

ないですよねえ。以前深草トレイルの地図を伏見区役所にもらいに行った時もふん と鼻で

あしらわれました。畜生め。ネットでは伏見区役所で無料配布していますと書いてあるのに。

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京都トレイルへ出町からスタート その1

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京阪電車出町柳駅から今出川通を歩きます。京大、吉田山の前を通り

浄土寺橋にあるはずの 京トレポールを探してトレイルに合流する予定です。

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ケーブル比叡駅が予定のゴールです。そこから叡電、京阪、阪急と乗り継いで

帰宅する予定です。

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地下駅の出町柳駅から 地上へ出ると凄い熱気で 一瞬フラフラしました。

今出川通りを東へ歩きますが、頭上の太陽に加えて アスファルト路面からの照り返しが凄くて

サウナの中を歩いているようです。

今日の京都は最高気温39度の予報で 家族からは「アホちやうか、なんでそんな地獄のような

暑さの中を歩きに行くねん。山の中で倒れても よう助けんから ココヘリ持って行ってや」

と散々罵倒されました。ココヘリは 遭難時のヘリコプタ―への発信機です。

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あるいているとその凄まじい暑さに 頭がボーっとなります。頭がフラフラしてきたので

こりゃかなわん と京大構内へ避難しました。大木の下のお地蔵さんの近くに座り

冷たいお茶をごくごく飲んで しばらく休憩です。ここは涼しいなあ。

山道は 木陰も多く地面からの照り返しもあまりなくて 暑くても そんなに苦しくないのですが

都会の街中歩きを舐めていました。

年寄りがこの暑さの街中を歩くと 本当に危険だと感じます。

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酷暑の中 どんどん歩いて ようやく吉田山が見えてきました。吉田山の麓には

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巨大な石仏がいらっしゃいます。手を合わせて 「この暑さの中どうか倒れませんように」

とお願いしました。

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白川通りまで来て、あたりをキョロキョロ探すと ここの足元に

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京トレポール発見しました。やれやれようやく京都トレイルスタートですが

まだまだ街中で 地獄のような熱環境は変わりません。

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ここからスタートして街中歩きをしながら、北白川天神を目指します。

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カンカン照りの街の中を歩き きょろきょろしながら京トレポールほ探します。

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ようやく北白川天神社に到着しました。涼しそうな境内で休もうとしたら なんと

結界印が置いてあります。入るなということです。

なんやねん、ここは。宗教法人が無税にしてもらっているワケをすこしは考えてくれよ。

と思わず声に出しました。ほかに休もうにも日陰は全くありません。

仕方なく歩き続けました。

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くらくらするような暑さの中をとぼとぼと歩きます。

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ようやく バプテスト病院にたどり着きました。ここまで来るのに1時間以上地獄の

街中を歩きでヘロヘロになりました。

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なんとこの奥にも熊が出るそうです。我が家の裏山の ポンポン山の登山口の

長岡京市里山公園にも ついに熊の親子が現れて大騒ぎです。 

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右の道が いかにもトレイル風なので とぼとぼと歩いていたら 後ろから走ってこられた方が

そこ違いますよ。そこは病院職員用の駐車場ですよ。トレイルはこちらの壁沿いの道ですよ。」

と親切に病院関係者の方が教えてくださいました。

「今日は凄い暑さになりますけど、大丈夫ですか」と 年寄りの私を見ておっしゃいました。

「はい。今のところ大丈夫です。倒れてお宅の病院に担ぎ込まれないように頑張ります。」

とその方に厚くお礼を言って トレイルを進みました。

あのまま間違って進んだら 山の中をどんどん進むでしようね。

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よく見たら壁の下にいろいろと トレイル案内が 描かれていました。

さあここからが やっとトレイルの山道が始まります。

長かったなあ、街中歩きが。ここまででもうペットボトル2本空にしていて

かなりヘロヘロです。さあ頑張るか。

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その2へ続く

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