アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

樹氷の稲村ヶ岳と大日岳を歩く 2017年1月6日 その1

2017-01-08 22:12:38 | 冬の山歩き
天川村洞川温泉の母公堂(役行者の御母堂を祀る)から法力峠を経て
稲村ヶ岳と大日岳を往復しました。

 一昨年の冬 新雪の急斜面のトラバースに 失敗し 雪庇が崩れて
滑落し増したが 急斜面を滑落中 運良く低木に引っかかり 九死に一生を得ました。

今回も まさにその場所で またしても新雪に阻まれて引き返しました。しかし引き返す途中
たまたま上ってこられた 男女のペアパーティーに 助けられて 稲村ヶ岳へ登頂できました。

山頂付近は 樹氷が素晴らしく、また快晴に恵まれて素晴らしい景色を堪能できました。
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樹氷の稲村、大日を歩く その1
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母公堂前の駐車スペースに車を止めました。役行者の御母堂を祀るこの社は 普段は寺守さんが
いらっしゃって 駐車料金500円を払うと コーヒーを入れてくださるのですが 冬は無人です。
駐車料金は 賽銭箱に入れます。
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午前9時にスタートです。気温はマイナス1度、非常に寒く感じます。
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気温が低いので そこらじゅうに霜柱が立っています。
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鍾乳洞からの道とここで 合流します。
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今まで雪はほとんど無かったのですが、所々に雪が現れました。
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道は積雪は多くありませんが、気温が低いので ツルツルになりました。
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やがて道は真っ白になりました。
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朝日が差し込むようになりましたが、ツルツルの道は凍ったままです。
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周りの山々も 白くなりました。
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鉄の橋をいくつか渡ると
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法力峠に到着です。ここは観音峰への分岐でもあります。
スタートしてちょうど1時間です。
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アイゼンを履くかどうか迷いましたが、先を急ぎたいので もう少しアイゼンを履くのは我慢して
ストックの先端のプロテクターゴムを外しました。
ストックの先端を氷の表面に差し入れて 支えにして転倒を防ぎます。
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朝日で 道の氷がキラキラ光っています。
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ここのトイレは壊れたままです。私がこの道を歩くようになって10年くらい経ちますが
ずっとこのままです。

「大峰山は修験道の山で 女の人は修行の邪魔だけん、入ったらいけんよ。
 その代わり女の人は この稲村大日に登って お祈りしなさいね」

と言いつつ 未だに大峰山に女性を入れないでおきながら 道の途中にトイレ一つ作らないのは
本当に 腹立たしいですねえ。母公堂の前のトイレも 山上辻のトイレも冬はクローズしたままです。
「女人禁制を未だに 偉そうに言いながら 女性のためにトイレの一つも作らない」

行政もお寺も いいかげんなもんですねえ。
高野山をはじめ 日本中の修験道の山は 明治維新前後に 「女人禁制」の看板を
とっくに外しているのに。富士山などは江戸時代に 女性にも開放されています。

役小角(えんのおずぬ)も空海も 母上がいたからこそ この世に出てこられたのです。
もっと女性を大切にせにゃあ いかんよ。
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やがて 右手の奥に 頭の尖った「大日岳」の山頂が少しだけ見えてきました。
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気温は非常に低く、寒いのですが 朝日が直接体に当たるとホカホカして 気持ちがいい。
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ツルツルの道を慎重に登り続けます。
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ここで先行者がアイゼンを装着したようです。
私が駐車場に着いたときには 既に奈良ナンバーのクルマが一台止まっていて、今まで先行者の
足跡が 一人分続いていましたが アイゼンは装着していませんでした。
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橋が崩れ落ちた場所のトラバースも慎重に谷を渡ります。
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水場に差し掛かりました。凄いツララが出来ています。
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普段は水が流れていますが 今は凄い氷の塊になっています。
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その2へ続く
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樹氷の稲村ヶ岳と大日岳を歩く 2017年1月6日 その2

2017-01-08 22:11:25 | 冬の山歩き

樹氷の稲村、大日を歩く その2
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巨大落石により 崩壊した鉄橋の谷を慎重に渡ります。つるつるするので ゆっくりと
トラバースして渡ります。
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大日岳のトンガリ頭が少し近づいてきました。
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見覚えのある熊笹の斜面を回り込むと
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山上辻到着です。出発してから2時間50分かかりました。
やはり道がつるつるしているので 慎重に歩き 時間が掛かったようです。
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稲村大日のほうへは 足跡がありません。
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先行者は 大峯山か蓮華辻方面へ向われたようです。
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このあたりから 凍った表面の上に フワフワノ雪が積もっています。歩くし気持ちがいい。
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周りの雪面もフワフワです。
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大日岳のトンガリ頭が すぐそこに見えてきました。
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しばらく歩いていくと 樹氷が溶けて バラバラと降ってきます。
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空は完全に晴れて 太陽に照らされた樹氷が溶け始めたようです。
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落ちた樹氷が降り積もっています。
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時折右手に 先月歩いた大普賢岳あたりの奥駈道が見えています。
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大日岳直下に来ました。左側のトラバースが危険箇所です。
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崖っぷちの狭い道を慎重に進みます。
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一昨年滑落した記憶真がよみがえりました。慎重に進みます。
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ここで行き詰りました。雪が深く 足がめり込みます。ストックを突き刺しても
ズブズブとめり込んで 突き刺さりません。引き返す事にしました。
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引き返すのも大変です。時間をかけて向きを変えました。一歩ずつ慎重に 時間をかけて引き返しました。

安全な場所まで戻り 山上辻へ向って歩き始めたとたん 男女二人のパーティーが
登ってこられました。私が事情を説明すると 男性は冬山の経験が若干あると仰って 
様子を見に行くといわれました。
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私も後を着いて引き返します。

男性は時間をかけて トラバースを成功されました。続いて女性が時間をかけて続きます。

私は ストックを置いて、ピッケルを取り出し、10本爪のアイゼンを装着してあとを追いました。
二人がルートをつけてくださったので比較的スムーズに 渡れました。
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お二人にすぐに追いついたので 鎖場からは 今度は私が先頭になり ルートをつけます。
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大日岳へのルートの分岐でもある「大日のキレット」を無事抜けました。
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参考写真
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ちなみにこの写真は2013年3月9日に私が子の場所で雪庇が崩れて滑落した後 運良く小木に
引っかかり一命を取り留めたのですが 急斜面をピッケル1本では這い上がれずに 苦しんでいたときに
助け上げてくれた方が この方です。しばらく考えましたが 私もあとを追い 無事山頂までいけました。
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その3へ続く
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樹氷の稲村ヶ岳と大日岳を歩く 2017年1月6日 その3

2017-01-08 22:10:41 | 冬の山歩き

樹氷の稲村、大日を歩く その3
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鎖場を過ぎれば後は もう危険箇所はありません。
新雪の上を軽快に歩きます。
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山頂直下まで来ました。中央奥が山頂です。
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最後の急登です。
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雪はそんなに深くなくて 助かりました。
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私がつけて登って来た足跡です。お二人の姿はまだ見えません。
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山頂展望台が見えました。
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やれやれ、到着しました。登り始めは小雪がちらついていましたが 快晴になりました。
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正面やや左の禿山が大峯山です。大峰山寺はあの山頂広場の向こう側なので見えません。
蓮華辻から大峯山への稜線もはっきりと見えています。
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右のピークが前回奥駈を歩いた「大普賢岳」です。
左へ下る奥駈道の稜線の向こう側が「伯母谷」です。
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中央左奥の頭を出しているのが 近畿地方最高峰の「八剣山1925m」です。
手前の弥山(1896m)は手前の尾根に隠れて見えません。
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遠くに薄く見えている二つ瘤野山は右が大和葛城山、左が金剛山間の谷間が水越峠です。
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右に薄く見えている二瘤の葛城金剛の左に伸びる尾根がダイヤモンドトレイルで、
その尾根を左に辿ると 微かに我が家の裏山の岩湧山が見えています。
残念ながら 写真には写りませんでした。
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快晴の空をバックに 周りの山々を眺めて楽しんでいたら、お二人が到着されました。
お互いに写真を撮り合いしました。
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しばらく談笑したあとで 私は今日の目的地の一つ「大日岳」に向います。
お二人をお誘いしたのですが、「冬場はあまりにも危険」と仰ったので一人で向います。
お二人のお陰で 稲村に来れたので 厚くお礼を言ってお別れしました。
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大日のキレットから左側、南側を覗くと怖いほどの絶景です。
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ここから急登が始まります。
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大日岳へは 標高差約60メートルから70メートルの直登で、ほとんど鎖場と鉄梯子の連続です。
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山頂到着です。大峰山に入ることを許されなかった女性たちがここへ登り
世の平和と 家族の幸せを祈った場所です。
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私も家族の幸せを祈りました。また無事に来れた事と無事の下山もお願いしました。
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帰りのほうが危険なので 慎重に進みます。
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落ちたら大変です。一歩一歩慎重に。
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その4へ続きます。
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樹氷の稲村ヶ岳と大日岳を歩く 2017年1月6日 その4

2017-01-08 21:57:38 | 冬の山歩き

樹氷の稲村、大日を歩く その4
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大日のキレットまで 鎖と梯子を慎重に下り 無事に降り立つとこんどはあの難関トラバースだ。
一歩ずつ慎重に進む。今回は歩行可能な道幅が狭く、しかも雪がふわふわなので ピッケルを
差し込んでも 固定できなくて 役に立たないのが難点だ。不用意に足を出さないように一歩ずつ
しかも少しずつ歩く。
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やれやれ 無事にストックをデポした場所まで帰ってこれた。
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新雪の下り道は 斜面を滑り降りるように軽快に降りる。下りの雪道はあっという間だ。
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自分の影を写すという余裕も出来るというもんだ。
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あっという間に山上辻に帰れた。遅いお昼ご飯だ。時刻は午後2時15分、腹減ったなあ。

ちなみに 食事はこの場所で済ませて 稲村や大日では食べないでとあちこちの看板に書いてあります。
環境の為と書いてありますが、恐らく「祈りの場所」という宗教上のせいだと思います。
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食事を始めたら 沙希ほどのお二方が降りてこられました。しばらくお話して三人で記念撮影した後に
二人は降りていかれました。
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食事が済んで 私も下山を始めましたが すぐにお二人に追いついたので お先に行かせて貰いました。
道はいぜんとして ツルツルでした。
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法力峠まで降りると 雪がなくなっていたのでアイゼンを外したのですが、
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再びツルツルの道になり、30分くらいツルツルが続きました。
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40分位歩くと ようやく道から雪と氷が消えて 安心して歩けるようになりました。
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鍾乳洞道分岐のあたりでは 霜柱が朝のままの姿でした。
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無事に母公堂に戻れました。時刻は16時20分、お昼休みを20分取ったので7時間の歩行でした。
やはりツルツル道は 時間が掛かりました。
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母公堂のまわりも 霜柱は朝のままでした。気温も0度、朝より1度上がっていますが 寒い寒い。
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無事に帰着出来た御礼を 母公堂の隣の修験道の社にお参りさせてもらいました。
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洞川温泉街も寒くて閑散としています。
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暇そうなお土産屋さんで 家族にお土産を買いました。
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温泉街で ようやく気温は1度になりました。
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温泉街を後にしたのが 午後4時40分でした。
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ちなみに今日履いた靴下は「Number」と言うメーカーの靴下で足の裏をアーチサポートする
優れもので この上にモンベルのクッション性能を持たせた靴下を履いて7時間の氷点下の歩行を
気持ちよく 快適に歩けました。この組み合わせだと 今回の7時間はおろか 12時間の歩行も平気ですねえ。

前回奥駈を大普賢へ歩いたときは ミズノの粗悪品のせいで 足が痛くて非常に不愉快な山歩きでした。

「粗悪品を高い値段で売りつけて儲けている あくどいミズノよ、これが 本物の登山用靴下だ」
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実際に歩いた記録です。
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歩いた高度と距離の記録です。標高差は900mありました。距離は15キロです。
歩行時間は7時間、休憩20分でした。9時にスタートして16時20分に帰着です。
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山歩きのトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html
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