天川村洞川温泉の母公堂(役行者の御母堂を祀る)から法力峠を経て
稲村ヶ岳と大日岳を往復しました。
一昨年の冬 新雪の急斜面のトラバースに 失敗し 雪庇が崩れて
滑落し増したが 急斜面を滑落中 運良く低木に引っかかり 九死に一生を得ました。
今回も まさにその場所で またしても新雪に阻まれて引き返しました。しかし引き返す途中
たまたま上ってこられた 男女のペアパーティーに 助けられて 稲村ヶ岳へ登頂できました。
山頂付近は 樹氷が素晴らしく、また快晴に恵まれて素晴らしい景色を堪能できました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
樹氷の稲村、大日を歩く その1
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母公堂前の駐車スペースに車を止めました。役行者の御母堂を祀るこの社は 普段は寺守さんが
いらっしゃって 駐車料金500円を払うと コーヒーを入れてくださるのですが 冬は無人です。
駐車料金は 賽銭箱に入れます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
午前9時にスタートです。気温はマイナス1度、非常に寒く感じます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気温が低いので そこらじゅうに霜柱が立っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鍾乳洞からの道とここで 合流します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今まで雪はほとんど無かったのですが、所々に雪が現れました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
道は積雪は多くありませんが、気温が低いので ツルツルになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて道は真っ白になりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝日が差し込むようになりましたが、ツルツルの道は凍ったままです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
周りの山々も 白くなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鉄の橋をいくつか渡ると
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
法力峠に到着です。ここは観音峰への分岐でもあります。
スタートしてちょうど1時間です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アイゼンを履くかどうか迷いましたが、先を急ぎたいので もう少しアイゼンを履くのは我慢して
ストックの先端のプロテクターゴムを外しました。
ストックの先端を氷の表面に差し入れて 支えにして転倒を防ぎます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝日で 道の氷がキラキラ光っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここのトイレは壊れたままです。私がこの道を歩くようになって10年くらい経ちますが
ずっとこのままです。
「大峰山は修験道の山で 女の人は修行の邪魔だけん、入ったらいけんよ。
その代わり女の人は この稲村大日に登って お祈りしなさいね」
と言いつつ 未だに大峰山に女性を入れないでおきながら 道の途中にトイレ一つ作らないのは
本当に 腹立たしいですねえ。母公堂の前のトイレも 山上辻のトイレも冬はクローズしたままです。
「女人禁制を未だに 偉そうに言いながら 女性のためにトイレの一つも作らない」
行政もお寺も いいかげんなもんですねえ。
高野山をはじめ 日本中の修験道の山は 明治維新前後に 「女人禁制」の看板を
とっくに外しているのに。富士山などは江戸時代に 女性にも開放されています。
役小角(えんのおずぬ)も空海も 母上がいたからこそ この世に出てこられたのです。
もっと女性を大切にせにゃあ いかんよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて 右手の奥に 頭の尖った「大日岳」の山頂が少しだけ見えてきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気温は非常に低く、寒いのですが 朝日が直接体に当たるとホカホカして 気持ちがいい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ツルツルの道を慎重に登り続けます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで先行者がアイゼンを装着したようです。
私が駐車場に着いたときには 既に奈良ナンバーのクルマが一台止まっていて、今まで先行者の
足跡が 一人分続いていましたが アイゼンは装着していませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
橋が崩れ落ちた場所のトラバースも慎重に谷を渡ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水場に差し掛かりました。凄いツララが出来ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
普段は水が流れていますが 今は凄い氷の塊になっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その2へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
稲村ヶ岳と大日岳を往復しました。
一昨年の冬 新雪の急斜面のトラバースに 失敗し 雪庇が崩れて
滑落し増したが 急斜面を滑落中 運良く低木に引っかかり 九死に一生を得ました。
今回も まさにその場所で またしても新雪に阻まれて引き返しました。しかし引き返す途中
たまたま上ってこられた 男女のペアパーティーに 助けられて 稲村ヶ岳へ登頂できました。
山頂付近は 樹氷が素晴らしく、また快晴に恵まれて素晴らしい景色を堪能できました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
樹氷の稲村、大日を歩く その1
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母公堂前の駐車スペースに車を止めました。役行者の御母堂を祀るこの社は 普段は寺守さんが
いらっしゃって 駐車料金500円を払うと コーヒーを入れてくださるのですが 冬は無人です。
駐車料金は 賽銭箱に入れます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
午前9時にスタートです。気温はマイナス1度、非常に寒く感じます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気温が低いので そこらじゅうに霜柱が立っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鍾乳洞からの道とここで 合流します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今まで雪はほとんど無かったのですが、所々に雪が現れました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
道は積雪は多くありませんが、気温が低いので ツルツルになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて道は真っ白になりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝日が差し込むようになりましたが、ツルツルの道は凍ったままです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
周りの山々も 白くなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鉄の橋をいくつか渡ると
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
法力峠に到着です。ここは観音峰への分岐でもあります。
スタートしてちょうど1時間です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アイゼンを履くかどうか迷いましたが、先を急ぎたいので もう少しアイゼンを履くのは我慢して
ストックの先端のプロテクターゴムを外しました。
ストックの先端を氷の表面に差し入れて 支えにして転倒を防ぎます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝日で 道の氷がキラキラ光っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここのトイレは壊れたままです。私がこの道を歩くようになって10年くらい経ちますが
ずっとこのままです。
「大峰山は修験道の山で 女の人は修行の邪魔だけん、入ったらいけんよ。
その代わり女の人は この稲村大日に登って お祈りしなさいね」
と言いつつ 未だに大峰山に女性を入れないでおきながら 道の途中にトイレ一つ作らないのは
本当に 腹立たしいですねえ。母公堂の前のトイレも 山上辻のトイレも冬はクローズしたままです。
「女人禁制を未だに 偉そうに言いながら 女性のためにトイレの一つも作らない」
行政もお寺も いいかげんなもんですねえ。
高野山をはじめ 日本中の修験道の山は 明治維新前後に 「女人禁制」の看板を
とっくに外しているのに。富士山などは江戸時代に 女性にも開放されています。
役小角(えんのおずぬ)も空海も 母上がいたからこそ この世に出てこられたのです。
もっと女性を大切にせにゃあ いかんよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて 右手の奥に 頭の尖った「大日岳」の山頂が少しだけ見えてきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気温は非常に低く、寒いのですが 朝日が直接体に当たるとホカホカして 気持ちがいい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ツルツルの道を慎重に登り続けます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで先行者がアイゼンを装着したようです。
私が駐車場に着いたときには 既に奈良ナンバーのクルマが一台止まっていて、今まで先行者の
足跡が 一人分続いていましたが アイゼンは装着していませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
橋が崩れ落ちた場所のトラバースも慎重に谷を渡ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水場に差し掛かりました。凄いツララが出来ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
普段は水が流れていますが 今は凄い氷の塊になっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その2へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー