アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

樹氷の稲村ヶ岳と大日岳を歩く 2017年1月6日 その2

2017-01-08 22:11:25 | 冬の山歩き

樹氷の稲村、大日を歩く その2
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巨大落石により 崩壊した鉄橋の谷を慎重に渡ります。つるつるするので ゆっくりと
トラバースして渡ります。
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大日岳のトンガリ頭が少し近づいてきました。
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見覚えのある熊笹の斜面を回り込むと
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山上辻到着です。出発してから2時間50分かかりました。
やはり道がつるつるしているので 慎重に歩き 時間が掛かったようです。
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稲村大日のほうへは 足跡がありません。
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先行者は 大峯山か蓮華辻方面へ向われたようです。
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このあたりから 凍った表面の上に フワフワノ雪が積もっています。歩くし気持ちがいい。
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周りの雪面もフワフワです。
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大日岳のトンガリ頭が すぐそこに見えてきました。
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しばらく歩いていくと 樹氷が溶けて バラバラと降ってきます。
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空は完全に晴れて 太陽に照らされた樹氷が溶け始めたようです。
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落ちた樹氷が降り積もっています。
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時折右手に 先月歩いた大普賢岳あたりの奥駈道が見えています。
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大日岳直下に来ました。左側のトラバースが危険箇所です。
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崖っぷちの狭い道を慎重に進みます。
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一昨年滑落した記憶真がよみがえりました。慎重に進みます。
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ここで行き詰りました。雪が深く 足がめり込みます。ストックを突き刺しても
ズブズブとめり込んで 突き刺さりません。引き返す事にしました。
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引き返すのも大変です。時間をかけて向きを変えました。一歩ずつ慎重に 時間をかけて引き返しました。

安全な場所まで戻り 山上辻へ向って歩き始めたとたん 男女二人のパーティーが
登ってこられました。私が事情を説明すると 男性は冬山の経験が若干あると仰って 
様子を見に行くといわれました。
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私も後を着いて引き返します。

男性は時間をかけて トラバースを成功されました。続いて女性が時間をかけて続きます。

私は ストックを置いて、ピッケルを取り出し、10本爪のアイゼンを装着してあとを追いました。
二人がルートをつけてくださったので比較的スムーズに 渡れました。
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お二人にすぐに追いついたので 鎖場からは 今度は私が先頭になり ルートをつけます。
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大日岳へのルートの分岐でもある「大日のキレット」を無事抜けました。
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参考写真
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ちなみにこの写真は2013年3月9日に私が子の場所で雪庇が崩れて滑落した後 運良く小木に
引っかかり一命を取り留めたのですが 急斜面をピッケル1本では這い上がれずに 苦しんでいたときに
助け上げてくれた方が この方です。しばらく考えましたが 私もあとを追い 無事山頂までいけました。
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その3へ続く
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