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2017-9-30 (土) 曇り 暖かい
満開のヒダカミセバヤにクジャクチョウ。
ヒダカミセバヤ(日高みせばや)Hylotelephium cauticolum。
花は美しいピンク色ですがエゾキリンソウとそっくりな典型的なベンケイソウ科のかたちをしています。
和名はこんなきれいな花、いったい誰にみせようか(みせばや)、といった感動が語源のようです。
本来は北海道日高地方の荒涼とした海岸や高山帯の岩場に張り付くように生育しています。
昔、旭川の山草販売店で一株購入、その後、我が家の庭の片隅で何十年も細々と生きてきましたが、生きているのがやっとといった風でした。
最近ちょっとその気になって本来の生育環境である岩場風の場所に株分けして植え替え、せっせとハイポネックスなどで元気をつけると、二年でみちがえるような立派な株になりました。
そして、秋には見事に咲き誇りました。
この日の午後、満開のヒダカミセバヤの花にクジャクチョウたちがきているのを せっせと撮影しました。
クジャクチョウは実に多くの花々で吸蜜しますが、みなさんはこの蝶がヒダカミセバヤで吸蜜したという観察経験や記録を知っていますでしょうか。
私にとっては初記録なので、とりあえずこのブログにアップしておきたいと思います。
このとき 攻撃的外来種筆頭とされる セイヨウオオマルハナバチ 3匹がきているのも撮影しました。尾端が白いのが特徴です。
2013年に特定外来生物に指定されて以来、見つけ次第、駆除するという方もいるようです。
このハチにかかっては日本在来のマルハナバチたちに勝ち目はありません。
オショロコマとニジマスとの関係と同じです。
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