デディウスモルフォ Morpho didius male. 12000m Andes Amazon, Peru.
この蝶はやや山地性のモルフォで標高1000~2000mに多く見られました。
早朝8時頃から4-5mの高さを時折羽ばたきながら滑空するように飛びます。
飛翔中は濃い群青色の大きな蝶に見え、なぜか他のモルフォのようなキラキラピカピカした輝きが無いのは不思議に思いました。羽根の構造色のパターンが違うのかも知れません。
吸水などで地面に降りるときは滅多に羽根を開くことがなく、急に足元からふわりと舞い上がり、驚かされます。
高く飛ぶ個体もあり、その場合、地面にトラップ液を撒き30分後にゆくと大抵そこに降りている。
この時期、didius 専門の採集人 BAKABON 君は山中にトラップを仕掛けバイクで巡回して回りかなりの個体を採集していました。
それにしても大形で美しく実に素晴らしい蝶です。
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