北海道昆虫同好会ブログ

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カンバヒラクチハバチを見つけたころ。

2020-10-24 18:08:39 | カンバヒラクチハバチ
カンバヒラクチハバチを見つけたころ。




20XX-5-27 (金) 晴れ 25度C



朝9:00 自宅出発。



留辺蘂入口の水子地蔵寺の崖へいったら崖のエゾキリンソウは全部はがされてきれいな芝桜が植えられていて貴重なジョウザンシジミの発生地は無惨にも消えていた。 






モンシロチョウ春型など採集。
 


仕方なく 留辺蘂町郊外の大久保の沢林道へ入った。




ここは自然が比較的よく残っており普通種ばかりだが蝶は多いところです。



木材置き場の奥から自然がややよくなってくる。



しかしエゾスジグロは多いが他にはサカハチチョウや越冬コヒオドシが少しのみ。





林道終点までいってもどる。もう少しすると蝶がよいかも。 



大きな土場のあたりが開けて黄色いアブラナ科の花が満開。



水が広範にしみだしているあたりは アゲハやタテハなど夏場に集まりそうだ。



ここで アブみたいで蝶みたいな触角を持ち脚は太く長くやたらすばしこく飛び回る異様な昆虫を発見。









一瞬変なセセリ ? かと思った。







大きさ1.5cm ほどか。大きなキバがあり、獰猛そうな外観で 捕まえたらかじられるか刺されるかといったイヤな予感がするので採集はしなかった。








目の前のニレの葉に止まったところを撮影。



二匹いてときどき飛び立っては絡み合ったりしてまたもとのニレの若葉にもどる。



一見占有行動みたいにも見える。



しかし、私があまりしつこく接近しては撮影を繰り返すのを嫌ってか、やがて飛び去った。



この昆虫の同定は蝶しか知らない私にはなかなか困難であったが、後に、北海道昆虫同好会会員の川田光政氏が カンバヒラクチハバチ だと教えてくれました。

Trichiosoma属, コンボウハバチ科/Cimbicidae No comments  Trichiosoma lucorum (Linnaeus, 1758) カンバヒラクチハバチ

そういえば、触覚の先が、コンボウハバチ科といったその科名のごとく棍棒のように太まっているのが特徴ということです。





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