北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

ヒグマの糞に来ているオオイチを手づかみ。

2016-01-15 02:31:09 | オオイチモンジ
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2015-7-10  (金)  快晴 

ヒグマの糞に来ているオオイチを手づかみ。





朝10時、北見市近郊の秘密の渓流にヤマベ釣りにでかけた。 



目的の渓流沿いの林道入り口の鹿ゲート付近、オオイチ♂が数頭低く滑空していた。

しばらくゆくと 小熊の糞におびただしい数のヤマキマダラヒカゲ、コチャバネセセリ、クロヒカゲが真っ黒に止まって吸汁中。

不用意に近づいたため、これらの蝶が一斉に舞いたち逃げてしまって撮影ならず。

とおもったら、なんとオオイチ1♂のみが残っており、我をわすれて夢中で吸汁中であった。

そーつと接近して、せっせと撮影したが、まったくこちらの存在を意識していないようだ。


そこで、さらにそーっと近づきエイヤッと指でつまんで採集してしまった。





南米でアミドンアグリアスやベアタアグリアスを指でつまんで採集したときと同じ感覚だ。




この日、オオイチはここの林道では意外と多いようで、あちこち低く滑空したり小動物の糞にきたりしていた。









オオイチモンジは撮影後、リリースした。

ヤマベ釣りが一段落して昼食時、車の横でカラフトセセリが止まったり草の上をぴょんぴよん飛んだりしている。

撮影は無理そうでネットを出しているうちにどこかへ消えてしまった。

ヤマベ釣りのあと源流域の奥まで林道を車で走ってみたがここをテリトリーにしていると思われる小型ヒグマの糞とそれに来ているオオイチ♂がめだつ。

なかなかよい枝振りの若いドロノキも道路沿いにみられオオイチモンジの発生木になっているとおもわれる。




夕食は ヤマベ焼き魚とビール。そのあと ソーメン。




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