ホビー用のサンドブラストのノズルは真鍮製なので....使うと(メディアに削られて)穴がどんどん大きくなっていきます
交換用のノズル 右2ケは未使用品(3ケで1200YEN)
思った以上にノズルの消耗が激しそうなので...ノズルのコスト節約?のため、お昼休みに頑張ってみました....
真鍮で同じもの作ってもつまらない?ので、お仕事場機材&廃材(S45C)でノズルを製作してみました
#真ん中にΦ1.2mmのドリルで長さ30mmの細穴開けてからの加工です。
形状も少し違ったものを作成し、使いながら様子を見ていきます
ブラストガン本体に取り付けて
噴射テストもOKです
ノズル自体の硬さ(ブリネル硬さ)の方は素材の硬度が
・黄銅 HBW 80~150
・S45C(機械構造用炭素鋼) HBW 201~269
なのでそのままでも真鍮製のノズルよりも作った鋼のノズルの方が摩耗性の向上が見込めるはずなのですが....
さらにノズルの持ちの向上を目指して....おうちに帰って鋼の再結晶温度(600℃~)まで加熱して
#きょうびの電化住宅とかだとお家で熱処理できないですね...
急冷して焼き入れし、硬度(耐摩耗性)の向上を期待してみます
左、熱処理後 右、熱処理前
いずれにしてもノズルの材料はいくらでもある??ので使い勝手(持ち)がよければストック用に追加製作しておくことにしましょう
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