パーソナルサイズ(22.5L)のホビー用サンドブラストキャビネット(ボックス)を自作してみました

お子ちゃまでも作業できるサイズのブラストキャビネットの完成です

#協力、Jr 1号
車やバイク弄りの塗装落としなど面積の大きいブラストではなく狭い範囲のブラストには十分かもしれません
密閉度が高いのでエア抜き用の穴と集塵フィルタの取り付けや、ワンタッチカプラ追加でコンプレッサホースの取り付けの簡略化などは使ってみながら考えたいと思います。
ブラストガン(アートブラストキット)を除くキャビネットの材料は以下の通りです。
▼材料
パッキン付き収納ケース(22.5L) 1720YEN

ホームセンターの工具のトコじゃなくて台所用品のとこで見つかります
低頭ねじセット(4本入り M4 20mm) 115 YEN x 2 ※15㎜でも可

バスコーク(グレー) 380YEN

5㎜ グロメット(12個入り) 120YEN
あとは100YENショップで調達
プラスチック4号鉢(2ケで100YEN) ゴム手袋(100YEN)

9cm束線バンド(30本入り) 100YEN
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計 2750YEN (税別)
その他、工具(ドリル、カッター、キリ、やすり、ニッパーがあると良いでしょう)
▼作り方
工具を使うときはケガのないよう十分に注意して作業しましょう
まずは4号鉢の底を首下50㎜程度残して切り落とします(2ケ共) キッチン鋏で切り落とせます。

大物をブラストするために衣装ケースなどの大型容器使うときは長めの5号鉢を使うと良いでしょう
ゴム手袋を被せるときに手袋が引っかかって破れないように切り口をやすりで整えておきましょう(^^)b
こんな感じでゴム手袋をセットして使います

次に、筐体の方に下書きして目印を付け、

穴あけします。こちらもヤスリで切り口を整えておきましょう。

#空気が漏れないように鉢との隙間はバスコークで埋めてしまいますのでなるたけ綺麗に穴あけしましょう。
今回は小物用の小さめのブラストキャビネットなので↓のような配置で穴あけしました。

鉢をネジでケースに固定(4ヶ所x2)します。見た目も考えて低頭ねじ(M4)を使いました

今回の大きさならM3 15mmでもOKでしょう
ブラストメディアが隙間から漏れ出さないようにケースと鉢の間を

コーキングして塞ぎます。

#手袋がずれにくいように筋彫りを追加しています(^^)b
ブラスとガンのホース(5㎜)を通す穴をあけ、ホースの養生を兼ねてグロメットを入れておきます。

コーキングが乾いたらゴム手袋をセットします。

右手はブラストガン、左手は対象(支える)を保持するので
左手は手のひらを上に、右手は手のひらを側面にむけて手袋を取り付け、
抜け止めに束線バンドで固定します

パッキン付きの蓋を取り付ければ完成です

#蓋の一部を切り抜いて透明なガラス(アクリル)を取り付けようかと考えましたが、今回の蓋はそのままでも行けるかも
使い捨てではないキャビネットも作業を考えると必要ですネ
お家でやるならエアも必要になります....
【関連過去記事】
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