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ダ・猫の家

猫(♀)と飼い主(♀)の日々の記録

猫の神サマ

2019-12-12 11:56:24 | 飼い主の独り言

昨日じろを担当してくれたお姉さんに、

いくら兄弟でも、こんな早いのってないですよ・・・と涙ながらに言われましたが、

ペット葬儀社の人に言われるくらいだから、そうなのかもしれません。

 

不幸の上塗りみたいですが、

猫の神サマの采配、ダメ飼い主への、兄弟の最後の愛と感じています。

無理してポジティブにとらえているのではなく、自然にそう感じるので、自分の感覚を信じたい。


いっくんの旅立ちを悲しむ間もなかったのと、

じろの旅立ちがあまりに静かで穏やかだったことに救われました。

 

おそらく、人生最初で最後だと思いますが、兄弟の産婆をした日が思い出されます。

最初に、ガチャガチャみたいにポコっと、いっくんが転がり出てきました。

猫の出産と育児の本によると、だいたい20分間隔で次のコが生まれるはずなのに、待てど暮らせど出てこない。

2時間くらいして、モタモタ出てきたのがポチャポチャのじろでした。

 

プンちゃんママのお腹の中からずっと一緒だった兄弟は、

同じ砂時計を持って生まれてきたのだと思います。

いっくんが一足先に生まれたから、旅立つのも一足先。

じろはモタモタ出てきた分、旅立つのも少し遅れて。

今ごろは、おっそいなあと待っていたいっくんに、追いついたことでしょう。

 

突然ぼっちになってしまったはたけちゃんの元気がなくて心配です。

兄弟も心配していると思います。

はたけちゃんを見守ってね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


旅立ち

2019-12-11 13:03:21 | 飼い主の独り言

昨日の朝、じろが静かに旅立ちました。

 

昨日は義理の叔父の葬儀もあり、

じろの容態によっては、両親と険悪になるのも覚悟で、ドタキャンも否めないと思っていました。

猫の看取りのために親戚の葬儀をドタキャンて、非常識と非難されても仕方がありませんが、

留守中に息を引き取るのがわかっているコを残して出かけるなんて、私にはできません。

こういう場合、どういう選択がベストなんでしょうね・・

きっと、ケースバイケースですね。

 

幸いという言い方はふさわしくありませんが、

じろが朝に息を引き取ったので、正午からの葬儀にも参列することができました。

うちのコたちはみんな飼い主孝行で、最期に帳尻を合わせて、看取らせてくれて。

泣けます。

 

叔父の葬儀の後、夜にじろのお葬式をするつもりでしたが、

昨日は予約いっぱいで、今日の午後になりました。

飼い主は子供のころから忘れ物が多いので、

午前中に旅支度をして、出発を待っているところです。

 

たった2日で3匹が1匹になり、

わずか5日の間に3回もお骨を拾うことになるとは(うち2回は猫ですが)

思ってもいませんでした。

 

あと少しで旅立ちです。

しっかり見送ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


小さな奇跡

2019-12-08 17:19:51 | 飼い主の独り言

昨日の夜からいっくんが急変して、深夜に旅立ちました。


じろと一緒に年を越すのが一番の目標で、

次の目標が、4月の16歳のお誕生日を一緒に迎えること。

あとは行けるところまで、と思っていました。

こんな急に旅立ってしまうなんて。

 

金曜の夕方に動物病院で爪を切ってもらい

点滴の回数をふやすので、昨日から点滴メモを始めたばかりした。

朝の点滴では嫌がって力強くもぞもぞしたり、

夕方買い物から帰ったら、昔みたいにバックにしがみついてたのに。

 

思い出すのは、幼かったときの姿ばかり。

甘ったれのおぼっちゃまくんで、強情だけど争いごとが嫌いで、男のくせにおしゃべり。

妙に人間臭いコでした。

「いっくん」って呼ぶと、「なー」って返事して、

「いっくん」

「なー」

「いっくん!」

「なあー!」

って、かわいかった。

大人になってからは、

ちょっとうるさいおじさん、おじいちゃんだったけど。

 

今も、リビングで寝ているだけのような気がして、

実感がわかない中、突然現実が押し寄せてきたりします。

 

猫たちが最後の闘いをしているとき、

以前は、ごめんね、まだいかないでって、ワンワン泣いていましたが、

送られる側は、どんなに不安だったことか。

最後の最後まで、なんてダメな飼い主。

 

同じ後悔を繰り返さないために、

最後の闘いをしているいっくんに、

「いっくん、いいコだね」「かわいいね」「大好きだよ」と

体をさすりながら声をかけたら、

いっくんの体から、ふっと力が抜けたように感じました。

 

深夜に息を引き取ったあと、久しぶりにベッドで添い寝。

枕に頭を乗せて、肩まで布団をかけて寝るのが好きなコでした。

はたけちゃんもきて、いっくんの頭をペロッと舐めたけど、

わかっているのか、いないのか。

 

ともかく少し寝ようと電気を消した瞬間、はたけちゃんの声に混じって、

ゔー、ゔーと、いっくんのなき声が2回聞こえました。

あれは絶対、はたけちゃんではなく、いっくんの声。

聞き間違えるわけがない。

もう心臓も息も止まっているのに。


猫が旅立つときはいつも、小さな奇跡が起こります




 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


深夜に

2019-12-01 13:41:28 | 飼い主の独り言

最近生活がどんどん後ろ倒しになっている・・

 

深夜2時ごろそろそろ寝ようと思ったら、1階でドタっと嫌な音。

布団から飛び出して階段を降りたら、下でじろがしゃがみ込んでいました。

階段を上がろうとして、落ちたのではないかと推測します。

腫瘍を刺激したのか、ポタポタ出血も。

以前なら動揺して、慌てて車を飛ばして深夜の救急に駆け込んで

(幸か不幸か、ドラマに出てきそうな最新設備の揃った動物の高度医療センターが地元にある・・)

何万も治療費払って

(幸か不幸か、カード払いもできる・・)

と、そんなことを繰り返していましたが、

それなりに経験を積んで、医療で抗えること、抗えないことがわかってきたので、

家で止血をして様子見。


どっちかというと、全然食べられないいっくんのほうが弱っていて心配。

今日も点滴。

痩せて肉が落ちてくると、針が皮を貫通してしまい、

はじめは失敗続きで、泣きそうになって病院に駆け込んでいましたが、最近は1発で決められる。

点滴、上達しました。これは自分を褒めてやりたい。

 

 

 


猫ホスピス

2019-11-30 16:59:49 | 飼い主の独り言

猫兄弟のW介護もさることながら、今週は仕事が超ヘヴィで、

やっと週末の朝、目が覚めてスマホで時間を見たら0:38。

へ? 

スマホが壊れたのかと思いましたが、確かに午後でした。

暇な学生か!

でも、たっぷり寝たので少し元気になりました。

 

いっくん、じろに慌てて強制給餌のブランチ。

じろは、ペースト状のごはんに、すりつぶした止血剤の錠剤を混ぜ、

できるだけ腫瘍を刺激しないように、スポイトで口の中に流し込みます。

ペーストなんだから飲めばいいのに

やたら噛み噛みして、腫瘍から出血するのが痛々しい。

それでも食べてもらわないと。

 

いっくんは、薬を混ぜたペースト状のごはんを指につけて、

舐めさせるのが今のところ一番食べてくれる。

ただ、どんどん量が減っていて、一度に無理に食べさせると吐くので、

何回にも分けて、ちょこちょこやるのがよさそう。

 

点滴も、1日おきを目安に増やすことにしました。

点滴しすぎると、血液が薄まると聞きましたが、

点滴したほうが明らかに調子がよいので、背に腹は変えられない。

 

もう病院に行っても、家でできることと同じ治療しかできないので、

今後は薬をもらいに行くのと相談だけにして、

飼い主の自分が全責任を持って、どんと受け止めるしかない。

猫ホスピスの覚悟で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おはよう

2019-11-25 15:14:52 | 飼い主の独り言

朝、じろが2階の寝室に起こしにきました。

じろは調子がいいと2階まできますが、いっくんはもう階段がダメ。

最近はずっと1階のリビングの住人です。

目に見えるじろの腫瘍のほうが気になってしまうけど、

いっくんのほうが病状は深刻なのかもしれない。

年をとるとバリアフリーが必要なのは、人間も動物も同じですね。

 

 

 

 


いっくんとじろのこと

2019-11-24 17:08:28 | 飼い主の独り言

じろといっくんは、わが家で生まれた15歳半の兄弟です。

 

じろは口の右側に腫瘍ができてしまい、

積極的な治療は、リスクや負担が大きすぎて、自然にまかせる選択をしました。

今は、腫瘍がウメの実くらいの大きさです。

出血することも多く、痛々しくて、こちらの精神的ダメージも大きい。

腫瘍が治るわけではありませんが、少しでも化膿をおさえるために、

抗生物質の錠剤を飲ませていましたが、今日から注射に切り替えました。

家で毎日錠剤を飲ませるほうが、飼い主の費用的、時間的な負担は少ないですが、

2週間おきの注射のほうが、じろの負担は少ないので。

家で週2回くらい点滴も開始。

 

いっくんは、甲状腺と腎臓の持病があり、1日2回、粉状の薬を飲ませ、

あの手この手で強制給餌と、週2回家で点滴。

無理に食べさせると吐いてしまって、どうしたらいいのか。

 

病気でもなんでも、とにかく、食べてくれさえすればうれしい! というのが今の心境です。

食べることは、生きること。

病猫の介護のたびに、痛感します。

 

 

 


待ち時間に

2019-11-24 16:27:37 | 飼い主の独り言

午前にじろを連れて、昨日の事故現場(動物病院)へ。

標識に傷をつけてないことをもう一度確認してホっ。

 

昨日が休診で、先生の数も少なくて、

待合室が混んでいたので、抱っこしたりしてなだめすかしながら、車で待機。

動物病院の待ち時間は、つい、時間がもったいない! と思ってしまいますが、

1対1になれる濃密で貴重な時間、と思えば価値があります。

 

思えば常に大家族で(マックス6匹)、愛情や関心を均等に分けても6分の1でした。

その上、要領のいい甘え上手なコ、要領の悪い甘え下手なコがいるから、

甘え下手なコは、10分の1とか、それ以下の愛情や関心になってしまって、

かわいそうなことをしたと、後悔しているコたちもいます。

せめて、同じ後悔を繰り返さないようにと思いながらも、

これがなかなか、難しいのですが・・・

 

 

 

 


 

 

 

 

 


祝日でした・・・

2019-11-23 16:11:01 | 飼い主の独り言

朝から冷たい雨。

今シーズン初のエアコンの暖房スイッチを入れ、トイレの便座にカバーをして、わが家は今日から冬仕様です。


週末の天気が悪いと気持ちも沈みがちですが、

動物病院に行く予定があると、今日は空いてそう、ラッキーって思います。

 

午前にじろを車に乗せ、病院に行ったら、診療時間内のはずなのに、ドアに受付終了の札。

横着して病院の前に車を横付けして、

なんで??? とドアをガン見していたら、突然ゴゴゴゴゴっと嫌な音。

おおおおお、病院の前の標識に車を当ててしまった。

その瞬間、今日は土曜だけど祝日で休診、ということに気づきました。

 

はあ〜。

幸い、車はすりキズ程度ですみましたが、無駄足と無駄なプチ事故にため息。

そこそこ長く生きてきた経験から、

ああまた、こういうスパイラルに入っちゃったんだなあって。

こういうときは、慌てず騒がず、できる限り気持ちをフラットに保って、

スパイラルから抜け出せるまで、大人しくしているのが一番です。

 

じろごめん。

明日出直そうね。

 

 


独り言の再開

2019-11-21 14:26:10 | 飼い主の独り言

しばらく更新していないうちに、グーブログのフォーマットやシステムがいろいろ変わっていました…

ブログからツイッターやインスタに引っ越した人も多そうだし、 かといって新規に猫SNSを開設しても、病気ネタばかりだしなあと放置していましたが、 いっくん、じろの介護が気持ち的に抱えきれなくなってきて、 書くことで気持ちを落ち着かせるためと、記録のために、独り言再開です。

そもそも公開する必要ないのに、なぜ公開するのか? なんてことも、ちょっと考えました。たぶん公開することで、誰かとシェアできているように思えて、少し気が楽になるのかな。

幸いなことに、今のところ人間の介護や看病の経験はないですが、 一番辛いのは、しんどさを誰ともシェアできない、わかってもらえないことではないかと、想像します。 よく一人で抱え込まないでって、言いますしね。

人間の介護や看病の場合は、社会制度や相互扶助のシステムがある程度ありますが、 ペットの場合はそうもいかないので、 家族でシェアできる人はまだいいですけど、シングルで病気のペットを抱えていると、しんどいよねえ。 同じ境遇の人に、いつか何かの参考や慰めになればという思いも、多少あるかな。


あっ

2018-09-24 18:10:34 | 飼い主の独り言

なかなか行けてない貸し農園に、重い腰を上げて畑仕事へ。

この畑ではたけちゃんに出会ったんだよなあ、なんて考えながら、お隣さんの区画の前を車で通過したら、

白×黒のニャンコと、お互い「あっ」て感じでバチっと目があった。

はたけちゃんを保護して以来、畑周辺で猫を見かけたことがなく、まず猫がいたことにびっくり。

でもって、「あっ」って表情がはたけちゃんそっくりで、同じ血筋のコであることは明らか。

野良ちゃんにまとわりつかれたら困るなーという気持ち半分、

はたけちゃんの兄弟? の写真を撮りたい気持ち半分で、車を停めて畑に急いだら、

ほんの1〜2分の間に姿が消えていた。

まったく猫ってやつは、神出鬼没だ。

またいつか会えるのかな。

きれいなコだったから、飼い猫であることを祈る。

 

 

 


誰だ!?

2018-06-13 11:22:00 | 飼い主の独り言

床にまたプチっと、2粒ほど小さな血痕がついていた。

いっくん? じろ? どっちだ!?

まさか、はたけちゃん!?

 

多頭飼いだと、誰が、どこから出血しているのか、特定するのがなかなか難しい。

 いっくんの耳に腫瘍ができているのを突き止めるのも、ずいぶん時間がかかった。

 

とりあえず、隙をみて鼻炎ブラザーズを捕まえて、鼻にびしゅっと点鼻薬を投薬している。

大事でないことを祈る。