昨日じろを担当してくれたお姉さんに、
いくら兄弟でも、こんな早いのってないですよ・・・と涙ながらに言われましたが、
ペット葬儀社の人に言われるくらいだから、そうなのかもしれません。
不幸の上塗りみたいですが、
猫の神サマの采配、ダメ飼い主への、兄弟の最後の愛と感じています。
無理してポジティブにとらえているのではなく、自然にそう感じるので、自分の感覚を信じたい。
いっくんの旅立ちを悲しむ間もなかったのと、
じろの旅立ちがあまりに静かで穏やかだったことに救われました。
おそらく、人生最初で最後だと思いますが、兄弟の産婆をした日が思い出されます。
最初に、ガチャガチャみたいにポコっと、いっくんが転がり出てきました。
猫の出産と育児の本によると、だいたい20分間隔で次のコが生まれるはずなのに、待てど暮らせど出てこない。
2時間くらいして、モタモタ出てきたのがポチャポチャのじろでした。
プンちゃんママのお腹の中からずっと一緒だった兄弟は、
同じ砂時計を持って生まれてきたのだと思います。
いっくんが一足先に生まれたから、旅立つのも一足先。
じろはモタモタ出てきた分、旅立つのも少し遅れて。
今ごろは、おっそいなあと待っていたいっくんに、追いついたことでしょう。
突然ぼっちになってしまったはたけちゃんの元気がなくて心配です。
兄弟も心配していると思います。
はたけちゃんを見守ってね。