ブランド

ブランド物ってあまり興味がない私です。
座右の銘が『質実剛健』な私なので、物の価値が名前だけだったりする物に、価値を見いだせません。

そりゃ、一枚数万のシャツをありがたがって買っていた時期もありましたが、数万のシャツと三枚千円のシャツも素材的には変わらないなら、三枚千円のほうがお得です。

私もいいトシのオッサンですから、ある程度のドレスコードをクリアするくらいの正装は持っていますが、いかんせん似合いません。
服に着られている感じです。

身の丈に合わない服装は、滑稽な物だと自身で感じ取れるわけですから、滅多にそんな正装はしません。

でも、安物買いの銭失いはしたくない。
つまり、価格相応な品質と機能を備えた物を、賢く選別する。
そのための選別眼を持ちたいですね。

知人のお話ですが、彼は銘柄と値段で酒の善し悪しを判断しています。
有名な酒は無条件で旨いと絶賛し、無名で安目の酒はいくら旨くても下に見ます。
しまいには、通ぶってメニューにのっていない有名な酒をオーダーして、店員さんを困らせたりします。

試しに、有名な酒の瓶に似た系統の酒を入れて飲ませたら、うまいうまいと飲んでいました。

人様に迷惑を掛ける通は痛だな……。
ってことですね。

物の価値観は人それぞれの物差しですが、身の丈にあった物を見つけてみにつけたいものです。