持ち帰ったヤリイカ、小振りなヤリンボばかり12杯。
これをすべてツボ抜きし、皮を剥ぎました。
この筒っぽの中に鮨飯を詰めれば、タハラッチの大好きな印籠鮨になります。
鮨飯はもちろん甘酢で、タハラッチはやや酢が利いているほうが好み。
湯通ししたゲソやヤリイカの身、山椒の実、紅ショウガやしょうがの甘酢漬けなどを、鮨飯に混ぜてもおいしくいただけます。
今回はショウガを細かく刻んで混ぜ、白ゴマも加えてみました。
筒っぽは生のままでも旨いのですが、気分次第で、軽く湯通ししたり、さらに酢で絞めたりするのも、味変ができるのでいいですね。
切り分けるとき、裾から鮨飯がこぼれ出てしまいます。
これを防ぐには、ラップで包んだ上から切ること。うまくいくはずです。
シャリの上にぽつんと載っているのは梅干を漬けたときのシソの葉。味にアクセントがつきます。
さらにひと味違う味変を狙って、切り分ける前にバーナーで焙ってみました。
焼き目が香ばしくてなかなかいけます。
タハラッチのレパートリーに加えるつもりです。