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昨日のマダコ、右が大きいほうで2.5kgを超えていて、もう一回り小さめも釣れました。
左がアベレージサイズです。
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腹を裏返して内臓を取り除きました。
包丁だけでなく、ハサミを使うとやりやすいですよ。
墨袋や苦肝のほかは、ほとんどが食べられますが、とくに肝は濃厚で、独特の味に包まれています。
いったん湯通ししてから、出し昆布を入れで、酒、しょうゆ、砂糖などで煮込めばタコの道具汁です。
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内臓を取りだしたら水でしっかり揉み洗いし、ぬめりを取り除きます。
ものの本などではたっぷりの塩をまぶして揉み洗いするとありますが、わずかな塩をまぶしただけでも塩辛さがなかなか抜けません。
水で洗うだけのほうがおすすめです。
でも写真の泡が出なくなるまで何度も何度も揉みますから、結構くたびれます。
旨いタコを味わうには、この苦行を乗り越える必要があります。
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たっぷりのお湯の中で茹でます。
酢を加えると赤く染まるのですが、今回は泡くっていろいろな作業をしていて、すっかり忘れてしまいました。
こんな茶色い茹でダコになりましたが、まだ生を冷凍してありますから、正月の祝い膳には、桜色と茶色の茹でダコを添えようと思っています。
ちなみにタコを保存するには、海水で洗ったまま、タッパなどに入れて冷凍します、
凍って四角くなった状態でタッパから取り出し、ジプロックなどに移し替えると、冷凍庫のスペースを取らずに済みます。
最初からビニール袋などに入れて冷凍すると、軟体動物ですから不定形な姿になり、庫内のスペースを侵害することになりかねません。
料理するときは解凍し、生の状態からさばくのと同じような手順で行います。
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今回は足2本を生で取り分けました。
足先はタコ飯用に刻み、もとのほうはご覧のように吸盤を剥きました。
よく研いだ刺身包丁でしたら、けっこう簡単に皮が削げますから、ぜひお試しください。
皮を剝いだ足は刺身やしゃぶしゃぶに、吸盤は塩焼きでいただきます。
酒を振りかけ、2枚の網で挟めば、トースターでもおいしく焼き上げられます。
味と食感は抜群ですよ。
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タハラッチ流のタコ飯は、タコのぶつ切りとニンジンくらい。酒としょうゆ、薄めのだし汁炊き上げます。
油揚げくらいでしたら加えてもよいのですが、シイタケなど、香りの強いものを加えると、せっかくのマダコの風味が負けてしまいます。
きれいな桜色に炊き上がったタコ飯に、刻み海苔とアサツキを散らしていただきました。