NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

自然環境保全センター特別公開

2019-10-20 05:16:52 | センターでの活動

 2019年10月19日(土)、神奈川県自然環境保全センターにおいて傷病鳥獣の飼育施設特別公開が行われました。この特別公開は、普段非公開の傷病鳥獣飼育エリアを一般の方たちが見学できるイベントです。来場者は、野生動物の救護原因を説明したパネル見たり、実際に保護されている動物たちを観察することにより、傷病鳥獣に関する神奈川県の取り組みについて知ることができます。

 私たち野生動物救護の会のメンバーは、救護ボランティアの方たちと共に野生動物救護活動の必要性を普及啓発するお手伝いをしてきました。今回の特別公開では、長期飼養ボランティアさんのもとで生活しているオオコノハズクの「コノハちゃん」と初めて足革をつけられてビックリ顔のアオバズクも普及啓発のお手伝いをしてくれました。

 朝方は雨模様でしたがイベント開始時間には天気も持ち直し、神奈川県内外から多数の方たちが見学に来てくださいました。来場者の方たちは、パネルを見ながらクイズに答えたり、2羽のエデュケーションバードの写真を撮ったり、時間をかけてじっくり見学していました。このようなイベントを通じて多くの方たちが傷病鳥獣の保護活動に興味を持ってくれれば良いと思います。

 次回開催は2020年3月22日です。興味を持たれた方は一度見学にいらしてください。お手伝いも大歓迎!

 

 

 


来年に向けて巣箱づくりをしました

2019-10-15 11:56:29 | イベント

 2019年9月28日、私たちは自然環境保全センター本館1Fのレクチャールームおよびその前のテラスにおいて、小鳥のための巣箱作りを実施しました。巣箱の材料は、8月末に厚木森林組合さまからいただいた木材を利用しました。

 「巣箱を作りましょう」という呼びかけに応えて集まってくださった一般参加の方たちや救護の会会員は、各々でデザインを考えて巣箱作りを楽しみました。完成した巣箱を森に付けに行くのが楽しみです。しばらくの間、自然環境保全センター別館入り口で展示しています。自分も作りたいと思った方は、お気軽に会のスタッフまで申し出てください。材料はまだまだたくさんあります。一緒に巣箱を作りましょう。この活動は「もり・みず市民事業支援補助金」の援助を受けて行いました。