NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

ブナの森ギャラリー 展示のお知らせ

2020-11-30 10:16:53 | イベント

神奈川県自然環境保全センター 2F ブナの森ギャラリーにおいて

野生動物救護の会が展示しています。

タイトルは「NPO法人 野生動物救護の会  活動の紹介」

①巣箱チーム 谷戸にかけた巣箱の利用状況など

②痕跡チーム 自動動画撮影に「何」が撮影されている !?   実際の動画も見られます。

③もり・みずチーム 正確には「もり・みず市民事業支援補助金」の環境教育部の活動紹介

 

    12月 24日(木) まで   展示中です~時間のある方も(ない方も!!)ぜひ見て下さい。

※活動に興味のある方~事務局まで連絡下さい。お待ちしております。

 

 


第6回 野生動物痕跡調査講習会

2020-11-30 09:48:22 | 調査活動

 令和2年11月21日(土)に野外での野生動物痕跡調査講習会を痕跡調査チームが実施しました。麻布大学の野生動物関係のサークルに呼びかけたところ、12名の学生が参加してくれました。今回の講習会では、自動撮影カメラを設置して野生動物を撮影してみようというテーマに沿って、カメラの設置場所を決める手掛かりになる野生動物の痕跡の見分け方、自動撮影カメラの特徴や設定方法を説明し、実際に自動撮影カメラを設定して野外に設置するところまでを参加者と一緒に行いました。けもの道や動物の足あとを手掛かりにして狙い通りに野生動物が撮影できる場所を1時間ほど探して、自動撮影カメラを設置することができました。最後に野外飼育ケージの前で自然環境保全センターの鵜飼獣医師が、神奈川県の野生動物救護事業について野生動物を治療する獣医師の仕事の話を交えながら大学生たちに説明してくれました。
このイベントは神奈川県の「もり・みず市民事業支援補助金」の助成を受けて、新型コロナウイルス感染防止対策を行って実施しました。 


トビなどが放野されました

2020-11-09 09:49:35 | 足環プロジェクト

冬の気配が近づいてきました。

足環プロジェクトの報告です。

まずはトビ。

保護日:9月24日

道路上でうずくまっていたところを保護されました。

特にケガはなく、リハビリを重ねて放野になりました。

O6の足環をつけています。

放野日:10月20日

愛川町にて放野されました。

続いてカルガモ。

保護日:9月18日

用水路で飛べずにバタバタしていたところを保護されました。

左翼を骨折していたものの、リハビリ後、放野になりました。

O7の足環をつけました。

放野日:10月20日

放野場所:厚木市

最後に、ツミの報告です。

保護日:8月28日

団地内でうずくまっているところを保護されました。

何かにぶつかったのか、最初は立てませんでしたが、回復しました。

O5の足環を装着しました。

放野日:10月26日

放野場所:大和市

赤い足環を装着している鳥を見かけたらご連絡下さい。

写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター