NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

アオバズクの放野

2013-10-29 12:50:50 | 足環プロジェクト

7月24日、小田原市南鴨宮の草むらで、うずくまっているヒナがいました。

アオバズクの巣立ちヒナです。

巣立ったばかりのヒナは、すぐ飛び回ることも無く
巣の付近で、うろちょろしているものなのですが、
これを、「巣から落ちてしまって、可哀そう!怪我してるのかしら?」
と、親切に保護してしまうことが良くあります。
誤認保護(誘拐)・・と呼ばれるパターンですが、
今回も、そうでした。
保護された方の元で、1週間過ごしましたが、餌を食べず、
衰弱していくばかり・・・。
これでは、と、保全センターに連れて来られました。







外傷は無いのですが、保全センターに来てからも、
自分から餌を食べることをせず、強制給餌と置餌が続けられました。

9月に入り、ようやく自力で餌を食べるようになり、
フライングケージ(F2)でリハビリを開始しました。



リハビリも完了し、足環を付け(No.B2)放野準備OKです。





9月24日、保全センターにより、小田原市で、無事放野されました。

* 以上、神奈川県自然環境保全センターによる情報・写真提供



カルガモの放野

2013-10-10 10:42:44 | 足環プロジェクト

5月3日、海老名市中河内 浄水場の池で、カモよけの糸に絡まった
カルガモが保護されました。
左骨盤骨折状態です。

骨折治療を経て、6月27日、綾瀬市吉岡にて無事放野しました。

* 神奈川県自然環境保全センターによる情報・写真提供







グッズ作り

2013-10-08 11:54:26 | センターでの活動
10月14日(祝)の「動物フェスティバル神奈川2013inあつぎ」に
出展するため、換羽時の羽根を使って、啓発用の羽根しおりを作りました。






羽根しおりと交換にいただいた寄付金は、保護された傷病鳥獣の
餌代として使わせて頂いてます





ボランティアさんたちが、思い思いの工夫を凝らして
一つ一つ丁寧に手作りしていきます。






お茶を飲みながら冗談を言いあう、楽しい時でもあるんですけどね

7人で、100枚ほど作り上げました
秋はイベントが続きます。
まだまだ作らないと足りないかな?


ウミネコの放野

2013-10-08 02:24:18 | 足環プロジェクト

6月20日、中学生が海岸で、釣り糸に絡まり
動けないでいるウミネコを見つけました。
保全センターに運ばれ、釣り糸を外しましたが、すぐには動けない様子。
骨折などの外傷はありませんが、衰弱しています。
おそらく、餌も取れていなかったのでしょう。体調が整うまで安静にすることに決めました。


毎日、アジやサバを食べ、順調に回復したウミネコ、
6月27日、足環を付け、大磯の海岸で、無事放野出来ました。
(足環に関しては、コチラ→足環プロジェクト

* 神奈川県自然環境保全センターによる情報・写真提供









初めに

2013-10-07 22:00:00 | その他
新しくブログを始めることにしました。

センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、
センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。

気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。