NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

講習会のお知らせ

2018-09-19 18:04:07 | イベント

NPO法人野生動物救護の会 野生動物痕跡調査チームによる 講習会のお知らせです!

 

前予告から大変遅い時期の開催となってしまいましたが

『のぞいてみよう!!身近な里山における”野生動物”たちの生活』と題した

<見て><考えて>楽しめる講習会を

2018年10月7日(日)13:30から15:00

神奈川県自然環境保全センター 本館 レクチャールーム

にて開催致します。

第4回目の今回は事前に申し込みくださった方にはささやかなプレゼントを用意しております!

ぜひお申し込みの上ご参加下さい。(当日飛び入り参加もOKです)

<参加申し込み>

野生動物救護の会事務局

wildrelief@kanagawa-choju.sakura.ne.jp に

講習会参加希望 お名前 をご記入の上メールを送信してください。

 

詳しい内容などは下記のポスターをご覧ください!!

多くの方のご参加を心よりお待ちしております!


野鳥の解剖&羽根標本作製の報告

2018-09-02 11:17:17 | センターでの活動

8月23日(木) 保全センター治療室において、獣医師4名・獣医学生4名・記録カメラマン1名・見学2名(筆者)~大勢のスタッフで、アオバト1・コジュケイ1・シロハラ1・キジバト3の合計6羽の解剖を行いました。

この鳥たちは、今年10年目を迎える秦野市立図書館窓ガラス衝突調査において、本当に残念ながら衝突死した鳥たちです。

死亡原因は「衝突」と明確にわかっていますが、衝突によりどの様な影響が現われるのかなどを調査しています。 

 

 ↓ 君たちの死をムダにしないためにも。。。。。。

 ↓ 美女(手だけで残念)獣医師たち~ さぁーやるぞぉ !!  

 ↓ あまりエグイ写真はアップできませんが・・・・キジバトの胃の中から木の実そっくりのBB弾が~多量に食べてしまったら・・・恐。

   環境を守らないと、人間にも降りかかって来ると思うのだが。(みんなでがんばろー)

                  ↓ 木の実(何だろ? )     ↓ BB弾 !!

※ 死亡個体の在庫が多いので、解剖はまだまだ続けます。興味のある方は事務局まで。

★ 解剖は、保全センターの協力のもと行っています。これからもよろしくお願いします。(筆者)

 

続いて~羽根標本作製の報告  

8月28日(火) 救護の会で大活躍中の羽根標本チームが猛禽の翼標本の作製にとりかかることになりました。筆者も呼ばれたので、ちょっと軽く~報告です。

 ↓ 若いオオタカ (何があったんだ!!  君の死もムダにはしないよ)   

 ↓ スタッフ  わいわい楽しげに話しながら、手はエグイ作業を行っています。

 ↓ 猛禽とは別に、キジの羽根標本も作製中  きれいな羽根~。

ここでは、完成品はお見せできませんが(完成には、時間と手間がかかる)、今後も猛禽を含め、いろいろな標本を作製していく予定。

興味のある方は、連絡を~(ただし、中途半端な興味はやめてネ)  

 


トビが放野されました

2018-09-02 11:08:59 | 足環プロジェクト

 

トビが放野されましたので報告します。

保護日:2017年11月

うずくまっているところを保護されました。

特にけがなどはなかったのですが、なぜか飛ぶ様子をみせず半年がたち・・・・・・

突然飛ぶようになり、放野になりました。

K3の足環を装着しました。

放野日:8月9日

放野場所:小田原市酒匂川

元気に飛び立っていきました。

写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター)

赤い足環を装着した鳥を見かけたらご連絡をくださ