NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

4羽が放野されました。

2016-10-07 09:47:55 | 足環プロジェクト

台風通過の合間に野生動物の放野が行われています。

今回はまずダイサギの報告です。

保護日:9月3日

保護場所:平塚市

民家の庭で歩き回っているところを保護されたそうです。

釣り針を飲み込んでいて、無事に取り外されたものの、なかなか自分で食事を取る気になってくれず、時間がかかったそうです。

 

首の傷はすっかりよくなりました。

I(アイ)4の足環を装着しています。

続いて同じ場所で放野されたのはトビ。

保護日:9月1日

保護場所:小田原市

高速道路上でうずくまっているところを保護されたそうです。

あちこちから出血はしていたものの、無事に回復しました。

隙を見つけては噛み付こうとするまで元気になりました。

I(アイ)3の足環を装着しています。

放野日:9月27日

放野場所:平塚市土屋

放野後モズが様子を見に来たり・・・・・・・

カラスが様子を伺いに来ていたそうです。

この後、カルガモ2羽の放野も行われました。

保護日:6月8日

保護場所:小田原市

ヒナが温泉付近に取り残されたところを保護されたそうです。

I(アイ)5の足環を装着しています。

保護日:6月24日

保護場所:伊勢原市

ネコが狙っているところを保護されたそうです。

I(アイ)6の足環を装着しました。

生まれはばらばらですが、兄弟のように育ったので、一緒に放野されたそうです。

放野場所:厚木市 玉川

初めての川に戸惑いながら下りて行き――

少し草を食んでから・・・・・・

川を泳いでいきました。

(写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター

赤い足環を装着した鳥を見かけたらご連絡おねがいいたします。