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NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

どうして野生動物は傷つくの?

2014-01-31 16:34:38 | 環境教育

清水小学校4年生に野生動物が傷つく原因と自分たちでできる事を考えてもらいました。

1/30(木)PM12:00~14:30 厚木市七沢自然ふれあいセンターにおいて

清水小学校4年生 164名に まず、野生動物の現在の状況を知ってもらいました。

野生動物の保護原因をわかりやすく紹介するのに寸劇を計画

脚本、彌重さん(劇団四季にもまけないぞ) 劇中で使う船をスタッフで制作中。

 

 

「カモメのジョナサン大変だぁ~」ゴミと釣り糸被害の寸劇

カモメ役の生徒さんと獣医さん役(!?)の久末さん

子どもたちは上手だったけど・・・・     (誰が大根だって?)

 

保護原因を考える○×でゲーム、元気な子どもたち!

 

最後には、野生動物とのふれあい

首が曲がったムクドリ(巣から落ちた時、頭を打ったらしい~でも元気に生きてます)

他にも、タヌキの珊瑚(先天的疾患)・ツツドリのルンバ(衝突)・コミミズクのロン(衝突)

チョウゲンボウのけいすけ(原因不明)など、野生には帰れなくなった子たちが大活躍。

子どもたちも目を輝かせて、いろんな質問をしていました。

詳しい内容は、こちらで掲載しています(http://kanagawa-choju.sakura.ne.jp/katudou/2014.01.30_kankyou.html)。

興味のある方~いっしょに学校など行きませんか~春には大学に講義に行きますよ!!

気軽に事務局まで声をかけて下さい。


齊藤慶輔先生が来たぞ!!

2014-01-24 09:49:23 | センターでの活動

2014年~みなさま、今年もよろしくお願い致します。

新年早々の報告は・・・1/21(火)に北海道の猛禽類医学研究所、代表獣医師の

齊藤慶輔先生が、環境省のお仕事で神奈川県自然環境保全センターに

鉛中毒の調査に来られました~~!!

対象動物は、ツミ・チョウゲンボウ・ハイタカ・オオタカ・ノスリ・ハヤブサ・トビ →12羽

         カルガモ →2羽   (2012年以降保護されたもの)

野生動物救護ボランティアも捕獲・保定等お手伝いして、手際よく2時間ほどで終了。

 

ツミから、少しだけ血を抜いて・・・(ちょっとの間、ガマンガマン)

 

手前には、採血済みの子も止血中 (手際よく、手際よく)

 

齊藤先生の検査キット

その場で検査、数値が出ているのわかりますか!?

 

検査終了後は、保全センターの傷病舎施設見学。

お仕事も終わって、楽しく会談。

左から ボランティア+野生動物救護の会理事、安井氏

もちろん齊藤慶輔先生・保全センター野生生物課 久末獣医師・羽太課長(顔が切れてゴメン)

齊藤先生、明日(1/22)は行徳野鳥観察舎友の会(千葉県)に同じく鉛中毒調査に

行かれるそうです。

いつもご多忙な齊藤先生ですが、野生動物たちのためにがんばって下さい!!

私達も負けてはいられませんぞ、神奈川で微力ながらもガンバロ。

みんなも応援、よろしくお願いします(体力ボランテイアでも、頭でも、資金でも)。