神奈川県自然環境保全センター 本館 2F ブナの森ギャラリーにて
「 身近な野鳥の羽根標本とフクロウの巣箱調査 」 について展示を行っています。
羽根標本チームと巣箱調査チームの地道な努力の結果です。
ぜひ、お近くにお越しの際はお寄り下さい。
感想など頂けるとありがたいです。
6月中旬までで、無料です。
桜の季節が終わり、ツバメたちが飛び交う季節になりました。
少し遅くなりましたが、放野4件の報告です。
1件目のトビ。
保護日:2024年12月20日
階段下でうずくまっているところを保護されました。
左翼の骨を骨折指定ましたが、治療とリハビリの結果放野されました。
Q6の足環が付いています。
放野日:2月10日
放野場所:厚木市にて
2件目はコサギ
保護日:1月31日
駐車場の車の下でうずくまっているところを保護されました。
何かに襲われたのか、骨折はなかったものの、体中に爪や牙による出血がありましたが、
すぐに自分で餌を食べるようになり、回復して放野となりました。
放野日:2月10日
放野場所:平塚市
Q7の足環をつけて優雅に飛んでいったそうです。
3件目はチョウゲンボウ
保護日:2月4日
道路の真ん中でカラスに襲われているところを保護されました。
骨折はなかったものの、鼻や嘴から出血をしていましたが、やがて回復し、放野になりました。
放野日:2月19日
放野場所:平塚市にて
Q8の足環をつけて飛び出していきました。
最後はヒドリガモ
保護日:1月30日
車にぶつかり、踏切にいたところを保護されました。
頭を打ち、左翼と右足を骨折していましたが、無事に回復して泳げるようになりました。
放野日:3月8日
放野場所:小田原市
Q9の足環をつけて、久しぶりの川の流れに戸惑いながら泳いでいったそうです。
赤い足環をつけた鳥を見かけたらご連絡ください。
(写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター)
2月6日~ 厚木市のアミューあつぎ 5F にて普及啓発の一環として
さがみ自然フォーラムの中で「傷つく野生動物たち」について展示を行っています。
2月11日(火)午前中まで入場無料で開かれていますので、ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄り下さい。
調査活動の動画も公開していますので、見に来てください。
本格的な寒さがやってきました。
少し前に3羽、足環をつけた鳥が放野されましたので、その報告です。
まずはコガモ。
2024年11月6日に横須賀市にて道路上でうずくまっているところを保護されました。
何かにぶつかったのか、嘴の先端が折れていましたが、無事に自分で餌を食べれるようになり、放野になりました。
↑ Q4の足環が装着されました。
平塚市の川にて12月2日に放野です。
2羽目はトビ。
2024年11月7日に横浜市にて工事現場にてうずくまっているところを保護されました。
交通事故にあったのか左の翼を骨折していたものの、無事飛べる様になりましたので、
Q5の足環をつけてこちらも12月2日に平塚市にて放野されました。
最後にフクロウの報告です。
2024年11月13日に小田原市にて粘着剤にひっかかったところを保護されました。
ベランダにネズミ捕りを仕掛けたところ、ネズミもつかまりましたが、フクロウも一緒にかかってしまった状態で
神奈川県自然環境保全センターに運び込まれました。(屋外への粘着シートの設置はなるべくしないでください。)
職員さんたちによる粘着物の除去により、無事に飛べる様になり、足環をつけて放野です。
↑ Q3の足環が装着されました。
小田原市にて11月27日に放野されました。
赤い足環を装着した鳥を見かけたらご連絡ください。
(写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター)
爽やかな秋晴れが続き始め、冬の寒さが近づきつつあります。
先日放野されたオオタカ(足環Q3 下記記事)のその後の様子が報告されました。
11月14日 神奈川県平塚市北豊田 にて食事をしているところを発見されました。
カラスに邪魔されながらも悠然と食事をして、飛び去ったそうです。
ご報告及び写真の提供いただきましたI・Gさん、ありがとうございます。
このほかにも赤い足環を装着した鳥を見かけましたらご連絡ください。
よろしくお願いいたします。