羽根標本展示のお知らせです。
自然環境保全センター 本館2F ブナ森ギャラリーにおいて、4月~6月末まで「羽根標本」の展示を
行っています。オオタカ・コガモ・ツバメをはじめたくさんの鳥たちの本物の羽根で作製した羽根標本です。
当会の羽根標本チームの努力の結晶をぜひ見て下さい。
標本の一部 ↑ ↓
おじさんたち(!!!)が苦労して作業しています。
ぜひ、本物を見ていただき~「私も作ってみたい !!」という方、事務局までご連絡下さい。
残念ながら亡くなった鳥たちを少しでも意味のあるものに ☆☆
神奈川県自然環境保全センター 本館2F ブナの森ギャラリーにて「にゃーちゃんの冒険」と題して絵本を紹介しています。
「にゃーちゃんの冒険」はネコの完全室内飼いを訴えたものです。
保全センターの傷病鳥獣保護記録を通じていかに野鳥へのネコの被害が多いかを訴えています。
絵本は
サントリー世界愛鳥基金助成金による絵本作成事業
「猫により傷つく野鳥を減らすための普及啓発活動用」 で作製されています。
(当会の会員の皆様には4月末頃を目途に配布の予定です~楽しみに待っていてください)
展示にはほかにも傷つく野生動物たちの現状を展示しています。
よかったら見に来てください。
期間:4月1日~6月末日(予定)
←展示準備中です
紅葉が進み、冬の気配が近づいてきました。
保全センターからお預かりしていたチョウゲンボウを放野しました。
保護日:2021年6月11日
カラスに襲われていたところを保護されました。
保全センターでリハビリを行っていましたが、骨折などないにも関わらずどうにも飛ぶ気がなく、リハビリを依頼されました。
我が家に来たのが2021年9月9日~食欲もなく、あまり動かず、生きる気力にかける子でした。
いろいろ食べさせるのに試行錯誤を繰り返し、12月に入る頃には、やっとも食欲出て、羽ばたきなどの動きも見られる様に。
年を越し、4月に入り気温も一定になったので、飛行に訓練を始めようしたが・・・換羽が。
(換羽時には訓練不可)
換羽終了後、再度訓練を始めたのが、9月になってから。ここでも試行錯誤するが、なんとか順調に
30メートルを10往復するまでに。もう放野が近いと思っていたら・・・
「高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う野鳥監視重点区域の設定」により野生動物への移動制限がかかり、しばらく放野不可能に。
↑ 換羽中 立派なオスの尾羽が2本生えてきました
↓ 全身の抜けた羽根 余裕ができたら換羽表に
10月23日00:00に野鳥監視重点区域が解除。
10月26日 足環E2(さかさま!)を左足に装着し、自宅庭(秦野市)より放野。
元気に飛んでいきました。(詳しい内容はRUNNER冬号に掲載予定。しばしお待ちを)
赤い足環を装着した鳥を見かけたらご連絡ください。
(情報提供:神奈川県自然環境保全センター)
残暑の季節になり、暑さが和らいできました。
トビの放野の報告です。
保護日:2021年7月16日
建物の近くを歩いているところを保護されました。
骨折はしていたもののすでに癒合済みで、すぐには飛べなかったものの、1年かけたリハビリで放野になりました。
放野日:8月8日
放野場所:平塚市にて
P5の足環を装着しました。
赤い足環を装着した鳥をみかけたらご連絡ください。
(写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター)
大雨が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
足環プロジェクトの報告です。
保護日:6月17日
マンション横の歩道上でうずくまっているところを保護されました。
衰弱のためか、うまく飛べなかったようですが、無事に回復して放野に至りました。
放野日:7月5日
放野場所:相模原市
P4の足環が装着されました。
赤い足環をつけた鳥を見かけたらご連絡を。
(写真・情報提供:神奈川県自然環境保全センター)